マーケット・プレディクション(6/22〜6/26)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 95.00 〜 100.00
ユーロ/円 ・・・ 135.00 〜 140.50
ユーロ/ドル・・・ 1.3600 〜 1.4200
ドル円は依然として95−100円のレンジ内での取引が続いています。
上下多少のはみ出しはあったものの、この水準は3月から続いているので
約3ヶ月にもなるわけです。
1月21日に87円10を記録した後、急速にドル買い戻しが進み97円台まで
短期間で水準訂正を終えた後はほぼ3ヶ月現在のレベルです。
ややストレスを感じている市場参加者も多いのではないでしょぅか?
しかし、この長い動きは徐々に収斂されてきています。(参照:6月19日(金)アナリストリポート)
おそらく、あと数週間後にはどちらかにブレイクし、その場合には値幅、スピードともにかなりのものが
想定されます。
レンジをブレイクするとなると、そのきっかけは何になるのか?
ここで少し材料を整理してみたいと思います。
先ず、ドル安要因としては 1.米長期金利の低下による日米金利差の縮小。
2.財政赤字拡大に起因する米国債の格下げ3.GM破綻の影響による失業率の上昇と雇用者数の減少幅拡大
4.日米株式市場の大幅下落 5.BRICs諸国による米国債への投資凍結などです。
一方、ドル高要因としては1.先月の雇用統計に観られたような米ファンダメンタルズの改善
2.米景気底入れ期待からの、いわゆる「良い金利上昇」3.日米株式市場の上昇
4.原油などの商品市況の上昇(ドル安、円安要因)5.東京都議選での自民の大敗など政治的混迷などでしょうか。
この他にもユーロ圏内の材料による影響も考えられます。
以上ざっと整理してみましたが、この1ヶ月以上、資源国通貨、高金利通貨に流れていた資金が
一旦止まり、そこから流出した資金がどこへ向かうかを予想することになるわけです。
基本は信用危機が終わり、投資家が再びリスクを取れるようになってきていることを
忘れてはいけないはずです。
リーマンショックのような異常事態がないとすれば、行き場のない資金は再び
「運用競争」の波にもまれこれまでと同じ道を歩むことは十分考えられます。
現に、米国ではヘッジファンドへの資金は流出と新規流入との差がプラスに転じています。
本邦でも個人投資家の株式口座の開設が増えてきてると報じられています。
その際重要なことは、やはり「絶対的な金利水準」ではないでしょうか。
今週の注目材料は23−24日のFOMCはもちろんですが、24日の新築住宅販売件数、
26日個人消費支出です。
25日にはバーナンキFRB議長がバンカメのメリルリンチ買収に関して議会で
証言をする予定になっています。
■ 今週の注目材料 ■
- 6/22 (月)
欧 独6月ifo景況指数
- 6/23 (火)
米 リッチモンド連銀製造業指数
米 5月中古住宅販売件数
米 FOMC(24日まで)
- 6/24 (水)
米 5月新築住宅販売件数
米 貿易収支
米 耐久財受注
- 6/25(木)
米 1−3月期GDP確定値
米 バーナンキFRB議長議会証言
- 6/26(金)
米 個人消費支出
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