マーケット・プレディクション(7/6〜7/10)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 93.00 〜 97.50
ユーロ/円 ・・・ 131.00 〜 137.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3800 〜 1.4300
これまで3ヶ月ほど方向感のないドル円。、一方で年初から上昇を続けている資源国通貨と
高金利通貨。
今年前半を振り返った場合、「2弱通貨ドルと円」対「強いその他主要通貨」という
構図が浮かび上がってきます。
世界経済の危機が和らぎリスク許容度が高まるに連れて、安全資産から多少リスクを取ってもリターンの
見込める市場へと資金が流れ込み、商品相場を上昇させ、株高を招きました。
勢い、通貨では相対的に金利水準の低いドルと円が売られる結果になったわけです。
逆に言えば今後再び金融危機が起こるとすれば安全資産資産としてのドルと円それに国債が買われ
株が売られ、昨年秋のような状況に戻るが、それは現状では考えにくいと思われます。
しかしリスク許容度の高まりを背景に買われてきた資源国通貨にもやや天井観がでてきました。
(参照:7/6本日のアナリストリポートの豪ドル円チャート)
もしこれら資源国通貨が上昇トレンドの下限を割り込むと,対クロス円で円高が加速し、これが
ドル円を円高方向に引っ張っていく可能性が十分考えられます。
明確な方向感がないとは言え、実はドル円でもじわじわとエネルギー溜まり、相場の
動きが徐々に収斂されてきています。(参照:下記ドル円日足チャート)
下値では、1月21日に87円10銭を記録してから上昇しサポートラインを形成してきました。
また上値では4月16日の101円45銭を高値にレジスタンスラインを形成しています。
そして二つのラインは交わるかのように接近してきています。
いわゆる「三角保ち合い」です。
しかも現在の値位置は三角形の下限を試すような動きを見せています。
過去の経験則からすると、「一度はじけ始めるとかなりの値幅で一定の期間推移」します。
その動きが今週かどうか分りませんが、今朝(7/6)の動きを観ているとその予兆は感じます。
いずれにしてもそう遠くない時期にはドル円がレンジを抜けてくるものと思われます。
先週木曜日の米雇用統計の内容で米景気が未だ底入れしていないことが確認され、
ユーロ圏ではECBが政策金利据え置きを決めたものの、金利打ち止め宣言には程遠く、
今後の経済状況によってはもう一段の金利引き下げもありうるとの見方も浮上して
います。
一方日本では6月の日銀短観が事前予想ほど改善しておらず、景気の先行きには
不透明感が漂います。麻生政権への拒絶反応も日増しに高まったおり
三地域ともに決定的な「買い材料」は見つけにくい状況です。
ここはひとまずテクニカルを優先し、ポジションの構築を行って行く方がベターかと。
思います。
■ 今週の注目材料 ■
- 7/6 (月)
日 日銀支店長会議
日 5月景気動向指数
欧 ユーロ圏財務相会合
米 6月ISM非製造業景況指数
- 7/7 (火)
豪 RBAキャッシュターゲット
- 7/8 (水)
日 5月機械受注
日 6月景気ウオッチャー調査
日 5月貿易収支
欧 第1四半期GDP・確報
欧 5月独鉱工業生産
- 7/9(木)
豪 6月失業率
欧 5月独貿易収支
欧 ECB月例報告
米 週間失業保険申請件数
- 7/10(金)
米 5月貿易収支
米 7月ミシガン大学消費者信頼感指数
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