マーケット・プレディクション(7/20〜7/24)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 92.00 〜 96.00
ユーロ/円 ・・・ 129.00 〜 135.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3900 〜 1.4300
ドルと円の弱さが目立ってきました。
ユーロ円は7月3日以来の134円台、豪ドル円も76円台なかばと、円の弱さが目立っています。
株式市場の堅調さを背景にリスク資産を拡大させている動きが、円売り、ドル売りを誘発させて
いるからです。
先週まで続いた好調な米企業決算が各金融市場に好影響を与え、株高、金利高(債券安)、原油高等
でドル先安感が一気に後退してしまいました。
今年前半に金融危機を回避さるためオバマ政権はありとあらゆる施策を実施してきました。
史上初めてのゼロ金利政策、潰せるものは潰し、国有化すべきものは国有化し、
そして信用創造の基本となる金融機関については公的資金を注入し、金融の安定を図ってきました。
冷静に見ればこれらの効果が徐々に効果を表し始めたというのが今の状況でしょうか。
雇用の部分には不透明感が残りますが、住宅着工、製造業景気指数などは大きく改善しています。
今年の後半には景気は底入れし、2010年度にはプラス成長するというシナリオは
必ずしも楽観的すぎるとは言えなくなってくる可能性があります。
現状での相場観は若干円売り、ドル売りに傾いてはいるものの、完全に円買いから転換したかどうかは
不明です。
ドル円でいえば90−95円のレンジが上抜けしそうではありますが、まだ一気にドル高円安へ
流れるとも思えません。
トレンドラインでも95円台なかばが重要なポイントとなり、200日移動平均線でもこの水準が
一つも目安になっています。
今週はさすがに先週1週間で600ドル近く上昇したNYダウにも調整が見られる
と思います。その際にドルと円がどこまで買い戻されるかを見極めたいところです。
91円台を三度試して抜け切れずに反転したドル円ですか株価次第ではまだ92円台の
可能性は残っていると観ています。
22日にはモルガンスタンレーとウェルズファーゴの決算が出ます。
これまで発表された決算を観ると、個人取引をメインとする商業銀行業務の利益は
伸びず、法人部門で利益を積み増しているようです。
モルガンスタンレーは投資銀行部門、ウェルズファーゴは個人取引中心の銀行です。
どちらも、ある程度の好決算は予想されています。
悪かった場合のリスクも頭に入れておきたいと思います。
■ 今週の注目材料 ■
- 7/20 (月)
欧 6月独生産者物価指数
米 6月景気先行指標総合指数
- 7/21 (火)
日 日銀政策決定会合議事録(6月15,16日分)
米 バーナンキFRB議長議会証言(下院)
- 7/22 (水)
欧 BOE議事録
米 5月住宅価格指数
米 バーナンンキFRB議長議会証言(上院)
米 4−6月期決算発表 →モルガンスタンレー、ウェルズファーゴ
- 7/23(木)
中
米 週間失業保険申請件数
米 6月中古住宅販売件数
- 7/24(金)
欧 7月独ifo景況指数
米 7月ミシガン大学消費者信頼感指数
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