マーケット・プレディクション(8/10〜8/14)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 95.00 〜 99.00
ユーロ/円 ・・・ 135.00 〜 140.00
ユーロ/ドル・・・ 1.400 〜 1.4400
先週末の雇用統計で、失業率が市場予想(9.6%)より改善し9.4%でした。
市場では、オバマ大統領やバーナンキFRB議長の失業率の悪化を予想する
コメントもあり、「失業率はいずれ二桁」との声が支配的でした。
また、非農業部門の雇用者数も減少幅が大幅に縮小したことで、米雇用に歯止めがかっかった
との見方からドルは円を含む全ての通貨に対して大きく上昇しました。
雇用悪化にブレーキがかかり、明るい見通しが出てくれば依然低迷している個人消費も
拡大し、米景気回復に向けての好巡回が期待できます。
7月からの株式市場の急回復と相まって、今年後半の米経済回復シナリオはいよいよ
その実現に向けてじわじわと効果が見えてきました。
ドル円は先週まで続いた94−96円のレンジを上抜けしたと観られます。
週末には米経済回復期待感からドルは円だけでななく、その他主要通貨に対しても上昇し、
全面高の様相を見せましたが、高金利通貨に対する上昇幅は限定的でした。
その結果クロス円は軒並み上昇し、リスク資産への資金の流れは依然継続しており、
低金利通貨代表の「円」は弱含むと観ています。
今週は再び95−100円のレンジに入ったと思われるドル円が上値を試す展開を予想します。
「日足」は完全に上抜けしていることから「週足」を観ることにすると、現在、一目の
「雲」の中に位置し、この上限は98円80近辺となっています。
目先はこのレベルが抜けるかどうかがポイントになると思います。
ドル円が上抜けしたといっても、今朝の東京市場のように97円台半ばは約2か月ぶりの
水準に当たり、実需のドル売りが持ち込まれ易い水準です。
このまま一気にドル高が進むとも思えません。
しかし、米経済回復への期待感からドルが徐々に上昇するというシナリオを描きながら、
95円後半でのストップロスを条件に96円50近辺からドルロングでエントリーして
様子を見てみたいと思います。
円がドルに対しても、そのた主要通貨に対しても大きく上昇するリスクは限定的です。
「サマーラリー」を演じている日米の株式市場が大きく下落することが最大のリスクだと
思います。
今週は火曜日、水曜日に米FOMCがあります。
金融政策に変更はないものの、国債等を買い取り、市場に資金供給を行う緩和政策に
変更があるのかどうか?
また、正常な金融政策に戻す、いわゆる「出口戦略」に関して何らかの言及があるのかどうか
に注目しています。
またこのところ上昇傾向を見せている米長期金利の行方も重要です。
先週に引き続き大量の米国入札を控えていることから、需給関係の悪化から
金利がもう一段上昇する可能性もあります。
■ 今週の注目材料 ■
- 8/10 (月)
日 7月景気ウオッチャー調査
日 6月機械受注
- 8/11 (火)
日 7月消費者動向調査
日 日銀金融政策決定会合
欧 7月独消費者物価指数
米 FOMC(12日まで)
米 6月卸売売上
- 8/12 (水)
欧 6月ユーロ圏鉱工業生産
米 FOMC結果発表
米 6月貿易収支
米 週間失業保険申請件数
- 8/13(木)
欧 4−6月期ユーロ圏GDP
欧 ECB月例報告
米 7月小売売上高
- 8/14(金)
欧 7月ユーロ圏消費者物価指数
米 7月消費者物価指数
米 7月鉱工業生産
米 8月ミシガン大学消費者信頼感指数
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