マーケット・プレディクション(8/31〜9/4)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 92.00 〜 95.50
ユーロ/円 ・・・ 131.00 〜 137.00
ユーロ/ドル・・・ 1.4100 〜 1.4550
昨日の衆院選で民主党が圧勝したことで、いよいよ政権交代が実現します。
今朝の市場の反応これまでのものとやや異なったものでした。
為替市場では、円への信頼の高まりから円高が進み、一時92円67銭と
7月13日以来の92円台半ばを記録しています。
一方、株式市場では同様に、政策期待から株価が続伸し、日経平均は
200円を超す大幅高と年初来高値を更新しました。
これは、これまで「株高はドルだけ円安」だった、これまでとは違った反応ウです。
かつて、株高=円高だったこともあります。
恐らく、民主党政権に代わることで景気に対する回復期待感から海外資金が流れ込み、
ドル売り円買いを行い、買った円で株へ投資するという流れが起きたものと思われます。
しかし、円がさらに強くなるということは輸出企業にとってはマイナスに働くことから
円がもう一段強含めば、株価を押し下げることこも考えらます。
円が買われる理由にはもう一つ、民主党はこれまで為替介入には否定的な立場を
とってきたことです。
仮に大きく円高に振れた場合でもドル買い介入をして輸出企業を助けるのではなく、
外儒主導から内需主導へシフトすることで景気を回復させるという政策スタンスです。
このこともドル売り円買いを誘発しやすい理由の一つに挙がられると思われます。
一方で、米経済の改善は確実に進んでいます。
中古住宅、新築住宅、あるいは住宅価格などはいずれも下げ止まりの気配を見せています。
さらに、今週末発表予定の雇用統計では非農業部門雇用者数の減少幅は2ヶ月連続で
改善を見せ、今回の予想も前回より改善が予想されています。
さらに製造業の景況感も大きく改善しており、2日発表のISM製造業景況指数は
好不況の分かれ目である50を上回るとみられています。
ドル円は目先の節目であった93円を割り込んだことで、7月の91円73が次の
サポートになろうと思います。
このところの市場はドル高材料への反応が限定的ですが、米ファンダメンタルズの改善は
いずれ市場で評価されるときがくることを考えると、円高が進むとしてもそのスピードは
昨年秋のようなことはないと考えます。
米経済を取り巻く環境は大きく違っているからです。
■ 今週の注目材料 ■
- 8/31 (月)
日 7月鉱工業生産
欧 8月ユーロ圏消費者物価指数
米 8月シカゴ購買部協会景気指数
- 9/1 (火)
欧 7月ユーロ圏失業率
欧 8月独失業率
米 8月新車販売台数
米 8月ISM製造業景況感指数
米 7月仮契約住宅販売指数
米
- 9/2 (水)
豪 第2四半期GDP
欧 7月ユーロ圏生産者物価指数
欧 ユーロ圏第2四半期GDP改定値
米 FOMC議事録(8/11〜12日分)
米 ADP雇用者数
- 9/3(木)
欧 ECB理事会
欧 7月ユーロ圏小売売上高
米 8月ISM 非製造業景況感指数
米 週間失業保険申請件数
- 9/4(金)
日 7月失業率
欧 G20(ロンドン)
米 8月雇用統計
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