マーケット・プレディクション(1/11〜1/15)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 90.00 〜 94.00
ユーロ/円 ・・・ 131.00 〜 136.00
豪ドル/円 ・・・ 84.00 〜 88.00
ユーロ/ドル・・・ 1.4200 〜 1.4700
2010年の年明け第一週は、今年の先行きを暗示するかのようによく動きました。
昨年12月の雇用統計発表時をきっかけにそれまでの「ドル安円高」が一転して
「ドル高円安」に。
今年に入って藤井財務相が辞任し、後任の菅新財務相の為替水準に関する発言から
円は先週、一時93円78銭まで売られました。
この間の円下落幅は約9円にもなり、ドルの戻し幅としては、ちょうど1年前の
87円台から101円台までドル安が進んだ時期に次ぐ大きさです。
ただ今回は約1ヶ月で9円戻したことになりますが、後者は約3か月で約14円でした
から、ドル反転のスピードは今回の方が速かったことになります。
ドルが大きく反転したことで、「ドル底値」が確認された格好になりましたが、
先週末の雇用統計で「冷や水」を浴びせられました。
市場は、前月の数字と同様に大幅改善を予想していましたが、結果は雇用者数の
減少幅が拡大していました。
その結果、ドル円はほぼ「菅発言」前のレベルに戻っています。
結局、90円−95円のレンジに戻った可能性が高いと観られますが、
現時点で観た場合、昨年11月の84円82銭は「ドル円の大底」だったので
しょうか?
この点が個人投資家にとって最も知りたいところだと思います。
あくまでも個人的な見方ですが、私はドルの底値を確認した可能性が高いと
思います。
できれば2月末までの円の動きを観てから判断したいところですが、
私は米経済の回復基調は本物だというのがその根拠です。
回復のスピードはやや鈍化しているものの、住宅、消費も回復基調に
あります。米主要企業の収益回復力も鮮明です。
見落としがちですが、先週末の12月雇用統計が予想より悪化と発表されたと同時に、
11月の数字は「上方修正」されています。
マイナス1万1千人からプラス4千人に修正されました。
つまり、非農業部門雇用者数は約2年ぶりに「プラス」に転じたことになります。
これは、今後の雇用市場を予測する場合に大きな意味を持ってくるものと思われます。
懸念材料とすれば、豪ドルの上昇基調です。
本日も対米ドルでは0.93前半まで「豪ドル高、米ドル安」が進んでいます。
これは、リーマンショク後の下げ幅(0.9849→0.6009)の約86%回復した
ことになり、オーストラリア経済の回復を忠実に反映した結果ですが、
今後ドル安が修正されるという前提に立てば、この豪ドル高は相入れません。
豪ドル円がさらに上昇すると観れば、うまくおさまることにはなりますが。
■ 今週の注目材料 ■
- 1/11 (月)
欧 主要国中央銀行総裁会議(スイス、バーゼル)
米 10−12月期決算発表 → アルコア
- 1/12 (火)
日 12月景気ウオッチャー調査
米 11月貿易収支
- 1/13 (水)
欧 11月ユーロ圏鉱工業生産
米 地区連銀経済報告(ベージュブック)
- 1/14(木)
日 11月機械受注
豪 12月失業率
欧 12月独消費者物価指数(確報値)
欧 ECB理事会
米 12月小売売上高
米 週間失業保険申請件数
- 1/15(金)
欧 ユーロ圏12月消費者物価指数
欧 ユーロ圏11月貿易収支
米 12月消費者物価指数
米 12月NY連銀製造業景気指数
米 12月鉱工業生産
米 1月ミシガン大学消費者信頼感指数
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