マーケット・プレディクション(3/15〜3/19)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 89.00 〜 93.00
ユーロ/円 ・・・ 122.00 〜 127.00
豪ドル/円 ・・・ 81.00 〜 85.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3400 〜 1.3900
先週1週間の円の動きは値幅が1円強と、狭いレンジの中での動きに終始しました。
特に、東京時間では朝方の時間帯を除いてはほとんど動意が観られない状況が続いています。
さすがに「開店休業」状態で、市場参加者のストレスはたまる一方です。
早く正常な「値動き」に戻ってほしいものです。
先週は週を通して、豪ドル円、カナダ円などのクロス円で円安傾向が強まり、安全資産としての円から
低金利通貨としての円に視点が移ったような週でした。
ドルも同様に低金利ということでユーロをはじめ主要通貨に対しては大幅に売られています。
「日足」での三角保ち合い(さんかくもちあい)も徐々に収斂しそうな気配です。
現在、抵抗線は91円30銭近辺にまで迫っており、どちらかと言えば上値を抜けそうな
気配を漂わせています。
今年に入っての円は、年最初の週に93円台を記録した部分を除けば、ほぼ88−91円の狭い
レンジでの取引が続いています。
そのため、さらに長期の「週足」では2007年からの下降トレンドラインは92円近辺にまで
降りてきています。
恐らく、3月の後半にかけてはこのトレンドラインに迫って、テストをするのか、あるいは
再びローソク足が下落しトレンドラインから離れた行くのかの結論が見えてくるものと思います。
仮に上抜けするようなことになれば2007年夏の「パリバショック」以来、約2年半以上に
わたって続いた「円高ドル安トレンドの終焉」を意味することになります。
米労働市場の安定を背景に住宅と個人消費が回復し、出口戦略の実施時期をめぐる議論が
急速に高まる・・・。そんなストーリーが描ける状況になっているかも知れません。
3月末から4月にかけては「ドル円は上抜けする」「上値は重く再び下落する」との相場観が
交錯し、ドル高値でのもみ合いを予想します。
これまでのドル円の相場観は、上がるか下がるか分らなかったら「とりあえず売っておけ」
というのが一般的な相場観でした。
長い間染みついた習性というのはそう簡単に変わるものではないとは思いますが、
個人的には、現時点でのリスクは「ドル上昇リスク」の方が高いと考えます。
ドル下落時とは異なり、時間をかけながらゆっくりではあると思いますが・・・。
■ 今週の注目材料 ■
- 3/15 (月)
米 2月設備稼働率
米 3月NY連銀製造業景況指数
米 2月鉱工業生産
米 3月NAHB住宅市場指数
- 3/16 (火)
日 日銀金融政策決定会合(3/17まで)
豪 RBA議事録
欧 3月独ZEW景況感調査
欧 EU財務相理事会(ブラッセル)
米 2月住宅着工件数
米 FOMC
- 3/17 (水)
欧 OPEC(石油輸出国機構)総会(ウィーン)
米 2月生産者物価指
- 3/18(木)
欧 1月ユーロ圏貿易収支
米 2月消費者物価指数
米 10〜12月経常収支
米 週間失業保険申請件数
米 3月フィラデルフィア連銀景況指数
- 3/19(金)
日 2月全国百貨店売上高
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