今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(3/22〜3/26)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  89.00 〜 93.00
ユーロ/円 ・・・ 120.00 〜 125.00
豪ドル/円 ・・・  81.00 〜 85.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3200 〜 1.3700





ドル円の取引が難しい展開が続いています。

先週1週間は90−91円の限られたレンジでの取引が続き、ほぼ90円30から

60が中心でした。

先週は日米ともに重要な金融政策会議が行われたことから明確な方向感がでてくると

観ていましたが、市場予想通りの内容でサプライスはありませんでした。

その結果さらに相場のこう着感が強まったように思います。



長期のトレンドを観ると、2007年8月の124円近辺を頂点に、下落基調の

レジスタンスラインを引くことができます

約2年半にわたりこのラインを一度も抜けていませんが、現在この値位置は(週足)

90円90銭辺りにあると思われます。

仮に91円台を完全に回復する相場展開になると、このレベルを抜け「長期トレンドの転換」

が確認されることになります。

また、経験的にはこの水準を上回るレベルに「ドル先安を見込んでいる投資家」の

ストップロスがセットされている可能性が高いと思います。

現時点でこの水準を抜けるかどうかは予断を許しませんが、「ドル高ユーロ安」が鮮明に

なりつつあることや、豪ドルなどクロス円に資金が集まり易い点などを考慮すると

上抜けすると予想するサイドに立ちたいと思います。



上述のように上値は91円台乗せ、と日足の200日移動平均線が位置する91円61

ということになり、ざっくり92円台に乗せれば相場の転換とみなすことができます。

一方下値では、日足の100日移動平均線がある90円07銭がサポートと観られます。

結局先週同様、狭いレンジの取引が予想されますが、今週は重要経済指標の発表が

少ないこともあり、上下ともに「完全には抜け切れない」可能性もあります。

そうなると、気の早い話ですが4月の米雇用統計がレンジブレイクのきっかけを与えて

くれることになりそうです。



先週堅調に推移した豪ドル円は今週にも84円台テストする可能性が高いと思います。

実態経済の堅調さ加え、最大のリスクと見られていた中国の利上げも、現状では

預金準備率の引き上げなど「ジャブ」程度に収まっています。

中国政府自体が、自国の経済成長に急ブレイキをかけることは避けたいと観られます。

商品市況の堅調さもあり。今年1月半ばに記録した85円台に乗せることができるかどうかが

ポイントになりそうです。

投機筋の豪ドルのロングポジションは、先週火曜日時点でも相変わらず大きいということは

付けくわえて置きたいと思います。

■ 今週の注目材料 ■



3/22 (月)


              
  • 日   春分の日 
  • 欧   3月ユーロ圏消費者信頼感(速報)                                                                                                             
  • 3/23 (火)


      
  • 日   日銀金融政策決定会合議事要旨(2/17,18日分)   
  • 米   1月FHFA住宅価格指数    
  • 米   2月中古住宅販売件数  
  • 米   3月リッチモンド連銀製造業指数                      
  • 3/24 (水)


     
  • 欧   3月独IFO景況指数  
  • 米   2月耐久財受注
  • 米   2月新築住宅販売件数                      
  • 3/25(木)


                         
  • 欧   EU首脳会議                         
  • 米   週間失業保険申請件数    
  •  
    3/26(金)


            
  • 日   2月消費者物価指数
  • 米   第4四半期GDP(確報値) 
  • 米   3月ミシガン大学消費者信頼感指数                                       

  • ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


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    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。