今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(6/2〜6/9)

■ 今週のレンジ予想 ■

ドル/円 103.50 〜 106.50
ユーロ/円 162 〜 166
ユーロ/ドル 1.530 〜 1.570


■ 今週の注目材料 ■

6/2
米 4月建設支出
米 5月ISM製造業景況感指数
6/3
欧 ユーロ圏1−3月期GDP改定値
6/4
欧 ユーロ圏4月小売売上高
米 ISM非製造業景況感指数
米 バーナンキFRB議長講演
6/5
欧 ECB理事会、金融政策発表
6/6
米 雇用統計
米 4月卸売上高


先週はドル下落局面を予想していましたが、結果はドル堅調で105円半ばで越週しました。
ドルが堅調だった理由
  1. 米長期金利が4%に載せ金利高に。
  2. 日米株式市場が安定。
  3. 原油価格が急騰後、大幅な下落。
などの理由でドル高が進んだと思われます。
テクニカルにはドル上昇を示唆しており、105円台をキープできている限りは
トレンドは崩れないと考えています。
 
米長期金利の4%台載せは、日米金利差と言う意味ではドル買いですが
株式市場には本来はマイナス要因です。

リスクの少ない債権から、リスクのより高い株式へ資金が移動していることを 意味します。
こうなると、金融緩和から金利引き下げ休止へと市場は先読みしますが、今しばらく
経済指標の底入れを確認できれば可能性は高いと思います。
 
今週末には米雇用統計が控えています。
先月末のGM発表では、早期退職制度に1万9千人(工場従業員の約四分の一)が
応募したと発表しました。フォード・モーターも3千人規のホワイトカラーの削減を
打ち出しています。米自動車、金融は雇用調整の最終段階だと思われますが、今回の指標
にどう影響しているか予断を許しません。 原油高により世界的にインフレ懸念が忍び寄る現在、金利差に着目したキャリートレード
が徐々に拡大し、これがドル/円の下値をサポートしているように思えます。
下値のポイントは103.50上値は105.80−00それぞれ意識したいレベル です。

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


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外為オンラインのシニアアナリスト 
佐藤正和

邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
通算30年以上、為替の世界に携わっている。
・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。