マーケット・プレディクション(4/5〜4/9)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 92.00 〜 96.00
ユーロ/円 ・・・ 124.00 〜 129.00
豪ドル/円 ・・・ 83.00 〜 88.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3300 〜 1.3800
日経平均株価は8週続で上昇し、1万1400円まで回復してきました。
NYダウが高値を更新するなかで、ようやく日本の株式市場にも割安感がでてきた
ようです。
株式市場の上昇は日米だけではなく、英、独ではリーマンショック以前の水準を回復しています。
このように株価が上昇することで、リスクを取る資金が株式、商品、高金利通貨に流れ込み
これらのマーケットは揃って高値圏で推移しています。
その結果、安全資産として買われてきた米国債も売られ、これが米長期金利の上昇に
繋がっています。金利の低い円が売られる理由もここにあります。
つまり、市場全体の中で、資金が「安全資産」から「リスク資産」へと流れている
と言えます。
この背景には、米製造業の回復を中心に、雇用市場が急回復していることが挙げられます。
「100年に一度」の金融危機をきっかけに始まった米国の「雇用、消費、住宅」
の大幅な下落に、いま終止符が打たれようとしているわけです。
市場参加者はこの状態を「米景気回復」と受け止め、利上げ期待が急速に台頭してきました。
6日のFOMC議事録では、これまで使用されてきた現在の低金利を継続する期間を現す
「長期にわたり・・・・」という部分が削除されるのではという期待もでてきました。
その意味では6日の議事録の内容には注目したいと思います。
また、FOMCでは、ただ一人利上げすべきと主張しているホーニング・カンザスシティー
連銀総裁に続く「タカ派」が現れるかどうかも注目したい点です。
ドル円は既に今年の最高値を1円ほど上回り94円後半までドル高が進んでいます。
テクニカル的にはドル上昇に迷いはありせん。
懸念されるのは、このところ順調に(?)に上昇してきたドル円に「押し目」が観られない
ことです。
相場の流れはドル上昇ですが、一方的に上がる相場はありません。
今週はどこかで「上昇が一服」する場面があると観ています。
ドルの下値は92円台がめどで、底を割り込むようなら「95円を超すドル高」の
流れにやや警戒も必要となります。
95円を超えると一気にドル高に弾みがつくとの見方もありますが、その可能性は低い
と観ます。
中長期的なドル高傾向を基本とし、1円〜1円50銭程度の調整もあり、との
相場観を堅持したいと思います。
これまで豪ドル円に対しては常に強気でした。
基本的にその考えに変化はありませんが、今週はRBAの決定会合が開かれます。
先週スティーブンス総裁が住宅価格の高騰を理由に、再利上げに言及したことで
にわかに利上げ期待が高まりました。
しかし、昨年10月い会い既に4回の利上げを実施し、このところの経済指標をみる限り
再利上げの必要性は少ないと思います。
利上げ期待が高いだけに「失望売り」がでないとも限りません。
上述のドル円同様、調整が必要と考えます。
■ 今週の注目材料 ■
- 4/5 (月)
欧 ロンドンなど欧州主要市場休場(イースター)
米 3月ISM非製造業景況指数
米 2月仮契約住宅販売件数
- 4/6 (火)
日 日銀金融政策決定会合(4/6日まで)
日 2月景気動向指数(速報)
豪 RBAキャッシュターゲット
米 FOMC議事録(3/16日分)
- 4/7 (水)
欧 ユーロ圏2月生産者物価
米 2月消費者信用残高
米 バーナンキFRB議長講演
米 ホーニング・カンザスシティー連銀総裁講演
- 4/8(木)
豪 3月失業率
日 3月景気ウオッチャー調査
欧 ユーロ圏2月小売売上高
欧 独2月鉱工業生産
英 BOE政策金利発表
欧 ECB理事会
米 週間失業保険申請件数
- 4/9(金)
欧 独2月貿易収支
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