マーケット・プレディクション(4/26〜4/30)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 93.00 〜 96.00
ユーロ/円 ・・・ 123.00 〜 128.00
豪ドル/円 ・・・ 84.00 〜 88.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3100 〜 1.3600
先週は「ゴールドマンショック」の影響を市場がどのように受け止めるかを確認する意味で重要な週
でしたが、結果は、月曜日のアジア市場までがその影響を受けた形でしたが、それ以降は何事も
なかったように平穏な市場に戻りました。
ドル円も「ドールドマンショック」以前の水準を大きく抜け、94円台前半まで上昇しています。
米企業の好決算にNY株式市場が堅調に推移し、再び「リスク選好」に近い展開となった
わけです。
また、取引の中心は円ではなくユーロが最も注目を浴びた週でもありました。
週央からは、ギリシャ問題が再びクローズアップされ「財政赤字の拡大」「国債の格下げ」
を材料にユーロドルが1年ぶりとなる1.32割れ手前まで売られ、円もユーロ安に
引っ張られる形で円安に進みました。
しかし、事態は一変しました。
週末、ギリシャはIMF,EU等に資金要請を行いました。
このニュースにユーロ買いが殺到し、対ドル、対円では大幅に上昇しました。
今回の資金要請は5月19日に大量償還を控えているギリシャ国債の資金を手当て
したということですが、今後この問題は尾を引く可能性は十分あり、ユーロは引き続き
弱含むと観ています。
なぜなら、既にEUとIMFでの資金援助を枠組みを決めた際に、資金援助の条件が
非常に厳しく、ギリシャが一旦断った経緯があります。
今回の資金融資に当たっては、当然ながらギリシャにとって厳しい条件が課されることは
容易に想像できます。
もはや、ギリシャにとって条件の厳しさではなく、「デフォルト」を避けるための
ファンディングをどうするかという点に絞られてきました。
ギリシャの財政状態はそこまで傷んできているということのようです。
ドル円が再び94円台に乗せてきました。
前回、4月7日にこの水準を記録した際には、95円前後の一目均衡の「雲」にぶつかり、
押し戻されています。
しかし、「週足」でのトレンドラインは依然として上抜けした位置におり、ドル上昇の
機会をうかがっているように思えます。
今週は米国で、GDP、個人消費、FOMCとドルサポート材料が多いことから
指標の内容次第ではドルの上値を試すと観ています。
94円台半ばから上値ではドル売り意欲も強く、一旦押し戻されることも考えられますが、
94円台で推移しているという条件で観るならば、いずれ95円台乗せもありうるでしょう。
もちろ、94円台を大きく割り込む展開になれば、再びドル下落の可能性ものこっていますが。
米金利引き上げに繋がるような材料が望まれるところです。
■ 今週の注目材料 ■
- 4/26 (月)
豪 休場(アンザックデー)
- 4/27 (火)
欧 独5月GFK消費者信頼感
米 2月S&Pケースシラー住宅価格指数
米 4月消費者信頼感指数
米 4月リッチモンド連銀製造業指数
- 4/28 (水)
豪 第1四半期消費者物価指数
欧 4月独消費者物価指数
米 FOMC議事録
- 4/29(木)
日 休場(昭和の日)
日 日銀金融政策決定会合
欧 4月独失業率
米 週間失業保険申請件数
- 4/30(金)
日 4月消費者物価指数
日 3月失業率
日 3月鉱工業生産
欧 4月ユーロ圏消費者物価指数
欧 3月ユーロ圏失業率
米 第1四半期GDP(速報値)
米 4月シカゴ購買部協会景気指数
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