今週のレンジ予想[毎週月曜日 更新]

マーケット・プレディクション(5/3〜5/7)


■ 今週のレンジ予想 ■


ドル/円  ・・・  93.00 〜 96.00
ユーロ/円 ・・・ 123.00 〜 128.00
豪ドル/円 ・・・  84.00 〜 89.00
ユーロ/ドル・・・ 1.2900 〜 1.3500





このところのドル円は92−95円のレンジ取引ですが、どちらかと言えば下値を切り上げる展開が

続いているようです。

ドルは突発的なニュースが流れると売られ、平常時は買われていることが分かります。



3月3日に88円13銭を記録して以来90円割れが無いほか、「ゴールドマンショック」に

91円60銭まで下落しましたが93円台まで切り返し、「ギリシャ、ポルトガル」の

格下げに92円80銭まで落とされた後も94円台まで切り返して、確実に下値を

切り上げる展開が続いています。

先週末も94円台半ばまでドル高が進みましたが、95円が抜けずに93円台後半まで押し戻されています

そろそろ上抜けするタイミングではないかと予想しています。

「週足」では依然として95円前後にいっひする「雲」が頭を押さえています。

逆にいエバこの「雲」さえ抜ければ97円程度まで上昇する可能性さえあると言えます。



「週足」では「雲」が頭を押さえているものの、「日足」では既に「100日移動平均線」が

「200日移動平均線」を上回り、「下がりにくい相場」に転換しています。

また、「日足」の「基準線」も上向き、相場の上昇を示しています。

今週末には雇用統計が発表されることから、この指標をきっかけにレンジを抜ける

可能性に期待をしています。



ドル円は上昇傾向だとは思いますが、相場ですから何が起こるか分かりません。

ドル下落リスクとすれば、検察が捜査を開始し始めた「ゴールドマン問題」が挙げられます。

検察がゴールドマンの証券詐欺をどこまで立証できるか、予断は許さず捜査の進展次第では、今後とも

株式市場が下落という形でドル売り材料になる可能性は否定できません。



また今年に入って3度目の預金準備率引き上げを決めた中国からも目が離せません。

政策金利を引き上げれば株式市場は不動産市場への影響が大きく、さらに好調な景気へも

影響を与えることから、目先は加熱している不動さへの資金流入をくい止めることから、預金準備率

を操作するという方法を取っているものと思われます。

引き続き「元切り上げ」のタイミングをはかっていると思われ、こちらもドル下落への

リスクと考えられます。



ドル円単体では大きく値を飛ばすとは思えません。

先週同様、やはりユーロに行方が相場全体を左右する展開を予想します。

選手1.31台まで売られ、約1年ぶりの安値を記録し、その後はギリシャへの支援の

ニュースがでる度に買い戻されてきたユーロですが、それでも上値は1.33台と限定的です。

先週発表されたシカゴ先物市場でのユーロの建て玉は、約9万枚のユーロ売り建てでした。

この枚数はユーロを売り持ちにして以来最大の持ち高です。

投機筋はユーロはもう一段下がる観ているということのようです。

1.35を上抜けしない限りユーロも戻り売りは続きそうです。




■ 今週の注目材料 ■



5/3 (月)


              
  • 日   休場(憲法記念日)
  • 米   4月ISM製造業景況指数
  • 米   個人所得支出                                                                                                       
  • 5/4 (火)


      
  • 日   休場(みどりの日)
  • 豪   RBAキャッシュターゲット
  • 欧   1−3月期決算発表 → UBS     
  • 米   3月仮契約住宅販売件数                                  
  • 5/5 (水)


  • 日   休場(こどもの日)     
  • 欧   3月ユーロ圏小売売上高
  • 欧   1−3月期決算発表 → BMW
  • 米   4月ADP雇用者数     
  • 米   4月ISM非製造業景況指数                     
  • 5/6(木)


     
  • 豪   3月小売売上高
  • 豪   3月貿易収支                      
  • 欧   ECB理事会  
  • 欧   1−3月期決算発表 → BNPパリバ
  • 米   週間失業保険申請件数
  • 米   4月小売各社既存店売上高
  • 米   バーナンキFRB議長講演
  • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演       
  •  
    5/7(金)


      
  • 欧   独3月鉱工業生産 
  • 英   1−3月期決算発表 → HSBC   
  • 米   4月雇用統計     
  • 米   プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演                                  

  • ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外為オンラインのシニアアナリスト 
    佐藤正和

    邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。
    インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。
    通算30年以上、為替の世界に携わっている。
    ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。
    ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。
    ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。
    ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。