マーケット・プレディクション(5/17〜5/21)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 90.00 〜 94.00
ユーロ/円 ・・・ 110.00 〜 116.00
豪ドル/円 ・・・ 80.00 〜 84.00
ユーロ/ドル・・・ 1.200 〜 1.2500
一週間前に1.30台後半まで反発したユーロドルは先週の引けが1.23台半ばと、
一段の下落を余技なくされています。
水準訂正を繰り返し、今週は1.20〜1.25のレンジに入ったものと思われます。
ギリシャ発の財政問題は現在のところ南欧諸国に伝播したとの明確のエヴィデンスは
ありませんが、ポルトガルではギリシャ同様国民のデモが起きています。
今週は19日にギリシャで85億ユーロの国債償還が来ることから、再び欧州から目が
離せません。
ユーロは先週だけで高値から700ポント以上も下落し、そのスピードが加速しています。
ドル円が方向感がないことから当社の個人投資家も含めて、東京時間内でのユーロの
取引が拡大しています。
今朝のアジアでもユーロ安傾向は変わらず、ユーロドルは1.22台前半まで下落。
個人投資家も積極的にユーロドル、ユーロ円を売り込んでいます。
今週も、この動きに変化はなさそうです。
最大の焦点はユーロドルが1.20を割り効果どうかにかかっていますが、
ユーロ下落をくい止める政策は出てきそうもありません。
唯一あるとすればECBによる「ユーロ買い介入」でしょう。
ECBによるユーロ買い介入は余り現実的ではないようにも思いますが、1.2を割り込むと
「下値ノメド」がつかなくなる可能性があることから、場合によっては介入も意識しなければならない
場面があるかもしれません。
それにしても、ユーロの下落は急です。
市場では1.2台割れの声が高まったきました。
この水準からさらにユーロをショートにするということは「ギリシャのユーロ圏からの離脱」
あるいは、「ギリシャ国債のデフォルト」など、最悪事態を予想しなければ簡単には
ショートメイクできないようにも思います。
これまでにいい水準でショートメイクした投資家は、そろそろ一旦ポジションを閉めるタイミング
に来ているかもしれません。
1.2の大台が割れるかどうか分かりませんが、1.20前後ではこの投機的な動きから
「一抜け」することも必要です。
シカゴ先物市場のユーロ売り建ては過去最高水準であることも忘れてはならないと
思います。
■ 今週の注目材料 ■
- 5/17 (月)
欧 ユーロ圏財務相会合
米 5月NY連銀製造業景況指数
米 5月NAHB住宅市場指数
- 5/18 (火)
豪 RBA議事録
欧 EU財務相会合
欧 5月独ZEW景況調査
米 4月生産者物価指数
米 4月住宅着工件数
米 4月建設許可件数
- 5/19 (水)
欧 ギリシャの85億ユーロの国債償還日
英 BOE議事録
米 4月消費者物価指数
米 FOMC議事録
- 5/20(木)
日 第1四半期GDP
米 週間失業保険申請件数
米 4月景気先行指数
- 5/21(金)
欧 5月独ifo景況感指数
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