マーケット・プレディクション(5/31〜6/4)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 89.00 〜 93.00
ユーロ/円 ・・・ 108.00 〜 114.00
豪ドル/円 ・・・ 75.00 〜 80.00
ユーロ/ドル・・・ 1.200 〜 1.2500
先週はユーロ圏諸国の国債に関する中国の発言に振り回された格好になりました。
英フィナンシャル・タイムズ紙が中国はユーロ圏諸国へのエクスポージャーを見直す、
と報じたことからユーロドルは1.21台半ば、ユーロ円は一時108円台まで
下げ、大幅なユーロ安を記録しました。
しかし、中国当局は翌日、「事実無根」とし、ユーロ圏への投資見直しを否定した
ことから、ユーロは対ドル、対円で反発しました。
先週末には対ドルで1.24台半ば、対円で113円台までのユーロ高がありましたが、
上値は限定的で、特にユーロドルが1.25台の届かなかったことで、
「買いの主体はショート筋の買い戻しだけ」との印象を強くしています。
通貨ユーロを取り巻く状況は、ギリシャへの資金融資が行われたことで、一旦小康状態
は保っているものの、状況改善には程遠く今後も欧州からはネガティブは情報が
流れて来る可能性が高いと思われます。
目先はやはり、1.25台に乗せることができるかどうか、この点に注目しています。
投機筋のユーロ売りが大量に残っていることから、1.25を抜けると買い戻しに
弾みがつくことも考えられ注意が必要です。
一方下値では、2度トライして抜けきれなかった1.21台半ばが非常に重要です。
この水準を割り込めば1.2の大台割れも視野に入ってくるからです。
どちらかと言えば下値を試す可能性の方が高いと観ていますが、今朝(5月31日)の
値動きを見ているとユーロの買い戻しも根強いとの感もあります。
デフレ傾向が出てき、出口戦略がやや遠のいたことからドル買いにも限界がある、と観る向きも
でてきたというところでしょう。
しかし、利上げが遠のきつつあるが、米経済の方が欧州経済よりマシなのは明らかです。
ここはユーロの戻りを売るスタンスを堅持したと思います。
円については、先週同様ユーロ円の動きが重要です。
先週末から今週にかけて、北朝鮮問題や政治問題が意識され、円がやや弱含みとなって
いますが、現状では大きく売られる可能性は少ないと思います。
テクニカルではドル円「日足」の雲が91円40銭から92円65銭まで、約1円にわたって
抵抗帯を形成しています。
目先ははこの水準を抜けるパワーはないものと観ています。
結局下値の90円のも底堅いことから、明確な方向感はなくユーロドル、もしくは
ユーロ円に動きに左右される展開は先週同様ということになりそうです。
■ 今週の注目材料 ■
- 5/31 (月)
欧 5月ユーロ圏消費者物価指数
英 ロンドン休場(バンクホリデー)
米 NY休場(メモリアルデー)
- 6/1 (火)
豪 4月小売売上高
豪 RBAキャッシュターゲット
中 5月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)
欧 5月独失業率
欧 4月ユーロ圏失業率
米 5月ISM製造業景況指数
- 6/2 (水)
豪 第1四半期GDP
米 中古住宅仮契約
- 6/3(木)
豪 4月貿易収支
欧 4月小売売上高
米 5月小売り各社既存店売上高
米 5月ADP雇用者数
米 週間失業保険申請件数
米 ISM非製造業景況指数
- 6/4(金)
韓 G20・中央銀行総裁会議 (釜山)
米 5月雇用統計
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