マーケット・プレディクション(6/9〜6/13)
先週末の雇用統計をきっかけに再び「米経済に対する先行き不安」が台頭し、株式市場が
大幅に値を崩し、ドルが売られました。今週も市場は神経質な動きをしそうな気配です。
先週に引き続きバーナンキ議長の講演が二箇所で予定されており、金利及び為替に言及する
可能性が高いからです。
今回の指標でドルは売られたものの、3月のようなパニック的な売りは観られず、むしろ
ドルを買いそびれた筋の買いが先行しています。ドル/円では103円50銭を切らない展開を
予想しており、ユーロの利上げを考えれば、堅調なユーロ/円が新値を取りに行く可能性が高く、
この点からも円が売られやすい地合でしょう。先週記録した106円40−50レベルへ時間を
かけながら上昇するのではないでしょうか。また、株式市場もNYダウに比べ日経平均は出遅れて
いることもあり、大きく値を崩すと思えません。
雇用環境に依然として不安材料はあるものの、これ以上の金融緩和は望めない以上ドルは
徐々に値を上げて行く展開を予想します。
ただ、再度波乱があるとすればやはり
原油価格です。
先週モルガンスタンレーが「原油価格は2週間程度のうちに150ドルまで上昇」というリポート
を発表し、これが原油価格を上昇させて一因という説もあり、150ドルを大きく超えていくことに
なれば、ドル下落のリスクを無視することは出来ないかもしれません。
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 103.50 〜 107.50
ユーロ/円 ・・・ 163.00 〜 167.00
ユーロ/ドル・・・ 1.5400 〜 1.5850
■ 今週の注目材料 ■
- 6/9
- 米 バーナンキFRB議長講演(マサチューセッツ州)
- 米 中古住宅販売留保
- 6/10
- 欧 EU首脳会議
- 米 4月米貿易収支
- 6/11
- 米 FRB地区連銀経済報告(ベージュブック)発表
- 米 5月米財政収支
- 6/12
- 日 日銀金融政策決定会合(13日まで)
- 欧 ECB月例報告書
- 欧 4月鉱工業生産
- 米 バーナンキFRB議長講演(ミズリー州)
- 米 5月米小売売上高
- 米 4月企業在庫
- 6/13
- 日 日銀金融政策決定会合(発表)
- 日 G8財務相会合(大阪市、14日まで)
- 米 5月米消費者物価指数
- 米 6月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。
本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。 |