マーケット・プレディクション(6/28〜7/2)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 89.00 〜 93.00
ユーロ/円 ・・・ 108.00 〜 113.00
豪ドル/円 ・・・ 75.00 〜 80.00
ユーロ/ドル・・・ 1.200 〜 1.2500
米景気回復の足取りが重くなってきました。
4月までは順調な回復傾向が続いた米景気ですが、5月あたりから前月比で悪化が
目立つようになり、この傾向は先週さらに増幅しています。
中古住宅、新築住宅、さらには耐久財受注までかなりの落ち込みが確認されています。
その結果、FOMCでは改めて現在の低金利政策が「長期的に」継続されるに至っています。
今週は多くの米経済指標が発表されることから、悪化傾向がさらに強まるのか、
あるいは、5月からの悪化傾向は景気の踊り場で、再び改善傾向を示すのか、を判断する
重要な週になろうかと思います。
これら米景気の悪化を受けてドル円は節目の90円を割り込み、89円前半まで円高が進んでいます。
目先88円を割り込むかどうかに注目していますが、この水準は5月6日にNYダウが1000ドル
もの急落を見せた際に記録したものです。
この水準を割り込むような事態にあると、円高が加速する可能性もあります。
なぜならば、今年の円の最高値に迫ったことで「85円割れ」という昨年11月に記録した
水準を市場が意識し始めるからです。
ドル売りでドル下落に掛けるのか、反発を狙ってドルロングでエントリーするのか、
ここはしっかりと確認する必要があろうかと思います。
今週の展開は上記理由からやや円高ドル安傾向を予想しますが、正直なところ円を積極的に
買う理由も見つかりません。
ユーロ圏の財政問題もその解決の巡っては不透明です。
しかし、国内に目向けると、長期金利が約7年ぶりに1.1%まで急落し、景気が
本格的に回復するには少なくとも金利面からは見込めません。
現在の円高は消極的な円買いで、ドルもユーロも買えないことから円買いを誘発しているに
すぎません。
今週は週末に「米雇用統計」を控えています。
発表されるのは6月の雇用統計ですが、今回からは国勢調査のための調査員は
カウントされません。
従って、現時点でも雇用者数の予想はマイナス10万人程度となっています。
この数字を基準に、上下どこまでぶれるかが焦点になります。
減少幅が予想外に少なかった場合には当然ドル買い要因になりますが、上値も
92円台後半が重く、その場合には膠着状態が続くと予想します。。
■ 今週の注目材料 ■
- 6/28 (月)
独 6月消費者物価指数
米 6月個人所得・支出
- 6/29 (火)
日 5月失業率
日 5月鉱工業生産
米 4月S&Pケース・シラー住宅価格指数
米 6月消費者信頼感指数
- 6/30 (水)
独 6月失業率
欧 6月ユーロ圏消費者物価指数
米 6月ADP雇用者数
米 6月シカゴ購買部協会景気指数
- 7/1(木)
日 日銀短観
豪 5月小売売上高
豪 5月住宅建設許可件数
米 週間失業保険申請件数
米 6月ISM製造業景況指数
米 5月仮契約住宅販売指数
米 5月建設支出
- 7/2(金)
欧 5月ユーロ圏生産者物価指数
欧 ユーロ圏5月失業率
米 6月雇用統計
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