マーケット・プレディクション(7/12〜7/16)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 87.00 〜 90.00
ユーロ/円 ・・・ 109.00 〜 114.00
豪ドル/円 ・・・ 74.00 〜 79.00
ユーロ/ドル・・・ 1.2300 〜 1.2800
先週、円は前半には全面高の展開で対ドルでは87円02銭まで強含む場面もありましたが、
週の後半には一転してに円安が進みました。
NYダウの急回復からそれまで軟調だった株式市場が世界的に急反発したことが主因でした。
先週末のNY市場では円が88円半ばでで取引を終えています。
参院選では予想通り民主党の敗北で終わりました。
単独では過半数を大きく割り込んだことから、今朝の為替市場では円が2週間ぶりに89円台
に乗せ、民主敗北で軟調に始まった日経平均も、円安を好感しプラスに転じています。
このまま一気に90円を目指すとも思えませんが、先週半ばまで続いた円高傾向に
ややブレイキがかかってきたようにも思えます。
先週までの米経済指標の内容にはかなり失望させられました。
住宅、雇用が総崩れとなり、頼みの製造業も雲行きがあやしくなり、さらに消費者信頼感指数も
予想を下回ったことでドル安が加速し、円が買われ、ユーロも大幅に反発しました。
その結果、市場は米景気の「二番底」を意識し始め為替市場のドル安とともに、株式市場が
大幅な下落に繋がったわけです。
しかし、先週後半には株価に変調が表れました。
反転のきっかとすれば、パワーに欠けるものでしたが、小売既存店売上高がのびたことと、
週間失業保険申請件数が市場予想を下回ったことが挙げられます。
ちょうどNYでは3連休明けとなり、株価はこの日から4日連続で上昇し、この間の上げ幅は
510ドルを超えました。
こうなると市場のセンチメントは急速に変化します。
その象徴だったのが、アルミ大手のアルコア株です。
同社の決算発表は今夜ですが、先週末には好決算を先読みして同社株は大きく上昇して
います。
第1四半期決算に比べると、今四半期決算は20%以上の減益と予想されていますが、
蓋を開けて見なければわからない状況になってきました。
特に、週後半には米大手金融機関の決算発表を控えています。
予想外の好決算がでてくるようなことになると、NY株式市場が再び上昇基調に入ることも
考えられることから目が離せません。
また、15日発表予定の中国第2四半期GDPにも注目です。
この数字次第では世界経済に影響を与えるからです。
第1四半期には11.9%という驚異的な成長を遂げた中国ですが、その後のバブルの影響から
中国人民銀行は市場への資金を絞りこむ政策に転換し、不動産市場、株式市場にもその影響が顕著に
現れています。
その結果、今四半期の成長率は前回よりも鈍化していると見られていますが、それでも11%程度と予想されています。
仮に、この数字が大きく減少しているようだと、豪ドル売りに繋がることは避けられないところです。
また、同時に6月の消費者物価指数も発表されます。
この数字も5月は3.3%とインフレ懸念を台頭させていました。
今回の市場予想は3.1%ですが、3%を超えるかどうかに注目が集まっています。
■ 今週の注目材料 ■
- 7/12 (月)
欧 ユーロ圏財務相会合
米 第2四半期決算 →アルコア
- 7/13 (火)
独 7月ZEW景況感調査
欧 7月ユーロ圏ZEW景況感調査
欧 EU財務相理事会
米 5月貿易収支
- 7/14 (水)
日 日銀金融政策決定会合(7/15まで)
欧 5月ユーロ圏鉱工業生産
米 6月小売売上高
米 FOMC議事録(6/22、23日分)
- 7/15(木)
中 第2四半期GDP
中 6月消費者物価指数
欧 ECB議事録
米 6月生産者物価指数
米 週間失業保険申請件数
米 NY連銀製造業景気指数
米 6月鉱工業生産
米 6月設備稼働率
米 7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
米 第2四半期決算 → グーグル、JPモルガン・チェース
- 7/16(金)
欧 5月ユーロ圏貿易収支
米 6月消費者物価指数
米 7月ミシガン大学消費者信頼感指数
米 第2四半期決算 → バンクオブ・アメリカ、シティーグループ、GE
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