マーケット・プレディクション(8/23〜8/27)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 83.00 〜 87.00
ユーロ/円 ・・・ 107.00 〜 112.00
豪ドル/円 ・・・ 74.00 〜 79.00
ユーロ/ドル・・・ 1.2400 〜 1.2900
先週のドル円は1週間ぶりに85円台を割り込み、84円89銭まで円高が進む場面がありましたが
84円台では介入警戒感や日銀による追加量的緩和への期待から円は上げ渋り85円台に押し戻される
展開でした。
一方ドルの上値は86円台にも届かず、上値の重い展開からドル安傾向が継続される流れとなって
います。
今週も引き続き米経済指標の内容を見極めながらもドルが売られる展開を予想します。
ドル円は、チャートを眺めても上値が徐々に切り下がってきていることは明らかです。
5月5日の94円99銭を頭に見事に右肩下がりに円高傾向が継続していることが読み取れます。
このように見ると、テクニカル的にはドル安が継続すると見るのが順当かと思います。
しかも、ファンダメンタルズでも同様にドル買い材料を見つけるのに苦労する有様です。
先週はリッチモンド連銀の製造業景気指数は市場の予想を大きく下回りマイナスと発表されました。
同指標がマイナスを記録するのは昨年12月以来となります。
雇用と住宅についてはバーナンキFRB議長が指摘しているように「リスクが高い」と
いわざるを得ません。
加えて、市場で言われているように米政府はドル安を容認する姿勢を崩しておらず、「通貨より景気」
に軸足が置かれています。
主要国では先のカナダでのG20で、財政赤字削減に削減に努力することを決めたばかりです。
このため財政での景気回復は国の赤字幅を拡大させることになり容易ではありません。
勢い、自国の通貨を安く導くことで輸出主導による景気回復を図るという政策をとるということに繋がります。
本来なら日本もそれに対して「円高対策」を強力に実施できればいいのですが、どうも本腰が入りません。
今週にも実施されると見られた「菅総理と白川総裁の会談」も、今朝(8/23)9時から電話で約15分
ほど行われ、為替介入の話は全くなかったと仙谷官房長官は記者会見で明らかにしています。
海外勢はこれを「介入の意思はない」と受け止め、再びドル売りでせめてくることも十分考えられます。
今週も引き続きドルの上値が重く、戻り売りが優勢な状況です。
注目は、住宅関連の指標と週末のGDP改定値ですが、同時に日米の株価からも目が離せません。
NYダウの1万ドル割れ、日経平均の9千円割れが近いことから、両株価がそれぞれの大台を
割り込むとドル安に振れることから、この点にも注意が必要です。
また、先週末からユーロが対ドルで大幅に下落しています。
「日足」の100日移動平均線を割り込んだことから、1.24台を割り込むと5月の様な大幅なユーロ安
安になる可能性はありますが、1.26台での攻防がしばらく続くと見ています。
ユーロドルが1.24台を割り込むと。ユーロ円も売りも膨らみ、これがドル円での「ドル売り円買い」
に繋がる可能性も意識しておきたいところです。
■ 今週の注目材料 ■
- 8/23 (月)
欧 8月ユーロ圏諸費者信頼感(速報)
- 8/24 (火)
独 第2四半期GDP(確報)
米 7月中古住宅販売件数
米 8月リッチモンド連銀製造業指数
- 8/25 (水)
独 8月IFO景況指数
米 7月耐久財受注
米 7月新築住宅販売件数
米 6月住宅価格指数
- 8/26(木)
独 9月GFK消費者信頼感調査
米 週間失業保険申請件数
- 8/27(金)
日 7月消費者物価指数
日 7月失業率
独 8月消費者物価指数
米 第2四半期GDP(改定値)
米 8月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
米 バーナンキ議長講演
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