マーケット・プレディクション(9/27〜10/1)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 83.00 〜 87.00
ユーロ/円 ・・・ 111.00 〜 116.00
豪ドル/円 ・・・ 79.00 〜 83.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3100 〜 1.3600
先週は85円台半ばから後半にかけて動きの無かった円は、週末にかけてじり高となり
海外市場では一時84円26銭まで円高ドル安となり、再びドルが売られ易い地合いに
なっていました。
そんな中、週末の昼過ぎ、政府日銀は2回目の介入観測が浮上しました。
その結果、円は84円半ばから85円40銭近辺まで前回と同様売られましたが、前回とはやや趣を異にしています。
毎朝の「アナリストリポート」でも述べましたが、介入による「効果」は初回ほど期待できません。
初回とは介入規模が大きく違うと思われますが、介入実施後一気に円安には振れずに、85円を挟みもみ合いました。
その後、欧州タイムにドル売りが加速し、84円台前半まで売りこまれましたが、
介入警戒感からドル円相場は、もみ合いがNYの引けまで続きました。
前回のように、アナウンスメント効果を狙った財務大臣や日銀総裁の発言はなく、実際に介入を行ったかどうか
伏せられた格好です。
30日には日銀の介入実施状況の発表予定がありますので注目されています。
米追加緩和観測からの米債券買い(米長期金利低下)と、ドル買い介入警戒感が積極的にポジションをたてずらく
ユーロが相場を左右しているようにみえます。
28日には米7月ケースシラー住宅価格指数、米9月消費者信頼感指数が控えており
住宅と雇用の改善を期待したいものですが
7月の住宅市場が低迷しており、雇用不安も改善の兆しがまだ見えていませんので
ドル安要因となるのではないでしょうか。
さらに30日に米GDP(確報値)も発表されますが、
こちらもドル安要因とされており
下方修正されるのではないかという市場からの声も上がっています。
米GDP発表と同日には、バーナンキFRB議長の証言もあり
追加緩和期待に拍車がかかった場合はこちらもドル安要因になります。
米追加金融緩和に関心が集まっている今、ドル安材料になりうるイベントが多くありそうですが、
視点を変えてユーロを中心に考えますと
対ドルで2週間で約800ポイント上昇をしており
買われ過ぎ警戒感から売りが出てもおかしくない水準まで来ています。
そもそもアイルランドの財政不安を始め、EUに対しての不安要素は払拭されていません。
ユーロ圏の各経済指標や独雇用統計の発表もありますので
指標結果悪化などでのユーロ売りのリスクが付きまとっていますので注意が必要です。
ユーロ安はドル高に繋がりますが、ユーロ円主導の円全面高という展開が想定されますが、
もちろん円高が進むならば、為替介入が頭をよぎりますので油断が出来ません。
来月1日には中国9月製造業PMIの発表もあります。
中国景気減速懸念が後退しているようですが
日本、米国などとの政治問題も注視していかなければいけないと思います。
特に最近、堅調に上昇をし続ける豪ドルは、中国に悪材料が出れば下落スピードは
かなり早いものだと読んでいます。
個人的にはドル安の流れの中で、いつユーロ売りに市場が動くかを中心に
為替介入を気にした受身の体制でいますが、
各国の経済指標をきっかけにある程度ドル高の方向に行くのではと予想しています。
■ 今週の注目材料 ■
- 9/27 (月)
日 8月通関ベース貿易収支
欧 トリシェECB総裁講演
- 9/28 (火)
英 第2四半期GDP(確報値)
独 9月消費者物価指数
米 7月ケース・シラー住宅価格指数
米 9月消費者信頼感指数
米 9月リッチモンド連銀製造業指数
- 9/29 (水)
日 日銀短観
- 9/30(木)
日 8月鉱工業生産
日 9月外国為替平衡操作[為替介入]実施状況
豪 8月住宅建設許可件数
独 9月失業率
欧 9月ユーロ圏消費者物価指数
米 週間失業保険申請件数
米 9月シカゴ購買部協会景気指数
米 第2四半期GDP(確報値)
米 バーナンキFRB議長証言
- 10/1(金)
中 中国市場休場(国慶節、1-7日)
中 9月製造業PMI
欧 8月ユーロ圏失業率
米 8月個人所得
米 8月個人支出
米 9月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
米 9月ISM製造業景況指数
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