マーケット・プレディクション(10/11〜10/15)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 80.00 〜 84.00
ユーロ/円 ・・・ 112.00 〜 117.00
豪ドル/円 ・・・ 79.00 〜 83.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3600 〜 1.4100
円はついに81円台に突入し、11日早朝のオセアニア市場で81円39銭まで急騰しました。
約一ヵ月前、政府・日銀は6年ぶりの市場介入に踏み切り、82円台後半で推移していたドル円を
3円もドル高方向へ押し上げ「成功裏」に終わりました。
しかし、市場介入で相場の流れを変えることは不可能であることは毎日の「アナリストリポート」でも
述べて来ましたが、円相場はその後ジリジリと円高となり、既に介入時点での水準を割り込んでいます。
政府・日銀も介入による効果は一時的であることは理解していると思われ、いたずらに介入を繰り返すことは
避けたい意向であることは理解できます。
しかし、欧米各国は「自国通貨安」を誘導しているとも取れる発言を繰り返している以上、日本としても
ただ傍観しているわけには行きません。
ここはやはり、前回同様大規模介入を行い「相場の行きすぎには介入する」という姿勢を見せる必要があろうかと
思います。
先週末のG7では野田財務大臣が参加国に日本の立場を説明し、市場介入に理解を求めたものと思われます。
会談内容とそれに対するコメントは開示されていませんが、ある程度の理解が得られたとすれば今週の
どこかで介入が実施される可能性があると観ています。
ドル安の流れは不変と観ていますが、さすがに80円台のレベルでは史上最高値が意識され、一旦ドルを買い戻す動きも
あるのではないでしょうか。
また、ドル以外の通貨でもユーロは対ドルで1.40台を示現後やや調整しています。
また、豪ドルも0.99前半に乗せ、1:1のパリティーを目前にこちらもも調整しています。
ややドル反発の機会もありそうな雰囲気ですが、それでもドルの大幅な反発は期待できないことから、
83円ー84円台が戻りのメドと観ています。
米国の雇用情勢に改善の兆しが見えないことから、来月2−3日にFRBが追加の金融緩和を実する可能性は
かなり高まってきました。
このため、金利策安観から米株式市場は上昇し、債券市場では債券が買われています。
本来、株高と債券高は相容れない動きですが、「追加緩和」期待が双方の相場にプラスに働いています。
上述のように今週は日銀の介入が再び観られるのかどうか、それに関連して80円台突入があるかどうかが
焦点になります。
先週に引き続き続き、今週もFRB議長と、連銀総裁の講演があり、発言内容が注目されます。
先週のFOMCメンバーの発言のように「追加緩和は決まったわけではない」というような発言がでると
ドル売りのポジションが溜まっているだけに、買い戻しの流れが優勢になる可能性もあります。
また、米大手金融機関の四半期決算がJPモルガン・チェースを皮切りに順次発表になり、株式市場への
影響考えられます。
先週同様、値動きの激し1週間になりそうです。
■ 今週の注目材料 ■
- 10/11 (月)
日 東京休場(体育の日)
米 NY休場(コロンブスデー)
- 10/12 (火)
米 FOMC議事録(9/21分)
米 3年物国債入札
- 10/13 (水)
中 9月中国貿易統計
英 9月失業率
米 7−9月期決算発表 → JPモルガン・チェース
米 ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
米 10年物国債入札
- 10/14(木)
欧 ECB月例報告
米 9月生産者物価指数
米 8月貿易収支
米 週間失業保険申請件数
米 30年物国債入札
- 10/15(金)
日 日銀支店長会議
欧 8月ユーロ圏貿易収支
米 9月消費者物価指数
米 9月小売売上高
米 10月NY連銀製造業景気指数
米 10月ミシガン大学消費者信頼感指数
米 バーナンキFRB議長講演
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