マーケット・プレディクション(10/18 〜10/22)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 80.00 〜 84.00
ユーロ/円 ・・・ 112.00 〜 117.00
豪ドル/円 ・・・ 79.00 〜 83.00
ユーロ/ドル・・・ 1.3700 〜 1.4200
ジリジリと円高ドル安が進み、先週は81円台を割り込み、80円88銭まで円は上昇しました。
政府・日銀による介入期待をバックにドルを買いこんだ向きにはやや厳し展開が続いています。
81円台割れでも「音なし」だったことからすると、次の「大台」である80円前後まで、介入は
無いと観て置くべきでしょう。
過度の介入期待は禁物です。
ドルは他の主要通貨に対しても全面安の展開です。
ユーロでは1.41台半ば、豪ドルに至ってはパリティー(等価)を超える水準まで
売られています。
先週末の大引けでは米経済指標の好転と長期金利の上昇から利食いの売りが出て、反落はしていますが
このトレンドが再度強まるかどうかも、ドル円を予想する上で重要であることはいうまでもありません。
今週も大きな流れではドル安トレンドは変わらないと観ますが、先週に比べるとやや警戒感がでていることも記憶しておきたい
と思います。
バーナンキ議長の発言にもあったように、11月のFOMCでは追加緩和が実施される可能性は非常に高いと
思われます。
しかし、市場はこの「ドル売り材料」を徐々に相場に織り込んできていることを忘れてはいけません。
先週末の同議長の発言で一旦81円を割り込んだドル円が反発し、講演前の水準にまで押し戻されたことが
いい例です。
しかもこの水準は前日に記録しており、2日続けて81円割れからドルが反発したことになります。
その結果長い「下ヒゲ」を作り、短期的には「ダブルボトム」を形成しています。
大きなドル安の流れは不変としながらも、政府・日銀による介入では無く、自律的に反発したことは
ドル買い戻しもある程度市場に持ち込まれていることを意味します。
いわゆる「達成感」が出てくることも考えられ、「調整」することも考えられます。
その場合の短期的な上値のメドは81円60−70銭(1時間足)が重要かと観ています。
もし上抜けする様な状況になれば82円後半までのドル反発があるかもしれません。
下値では、もちろん先週の80円88銭がキープできるかどうか、その水準を割り込むと
いよいよ80円割れが見えて来そうです。
政府・日銀の介入の可能性については、80円前後まで観られないのでがないかと考えています。
G20を控え介入しにくいことに加え、過度な相場の変化が観られていないこと、また、その他の主要通貨に対しては
現状では、円高が進んではいないことがその理由です。
今週は、中国の経済指標が多く発表され、豪ドルなどに影響を与えそうです。
また、各地区連銀総裁の講演も多く予定されています。(下記参照)
加えて、週末にはG20もあります。
自国通貨安を誘導する通貨戦争の様相を見せている各国通貨を巡って、新たな枠組みを見つける議論がなされるか
どうか。また、中国が人民元への切り上げ圧力に対してどのようなた対応を見せるかが注目されます。
■ 今週の注目材料 ■
- 10/18 (月)
米 9月鉱工業生産
米 9月設備稼働率
米 10月NAHB住宅市場指数
米 7−9月期決算発表 → アップル、シティーグループ、IBM
米 ロックハート・アトランタ連銀総裁講演
- 10/19 (火)
豪 RBA議事録
独 10月ZEW景況感調査
欧 10月ユーロ圏景況感調査
米 9月住宅着工件数
米 9月建設許可件数
米 7−9月期決算発表 → BOA,ゴールドマン・サックス
米 エバンズ・シカゴ連銀総裁講演
米 イエレン・FRB副議長講演(フランクフルト)
米 フィッシャー・ダラス連銀総裁講演
米 ダドリー・NY連銀総裁講演
米 デューク・FRB理事講演
加 カナダ中銀政策金利発表
- 10/20 (水)
日 8月景気動向指数(改定値)
英 BOE議事録
米 地区連銀経済報告(ベージュブック)
米 7−9月期決算発表 → ウェルズ・ファーゴ、モルガン・スタンレー
米 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
米 ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演
- 10/21(木)
中 7−9月期
中 9月消費者物価指数
中 9月卸売物価指数
中 9月工業生産高
中 9月小売売上高
英 9月小売売上高
加 9月景気先行指数
欧 10月ユーロ圏消費者信頼感
米 週間失業保険申請件数
米 10月フィラデルフィア連銀景況指数
米 9月景気先行指数
- 10/22(金)
独 10月ifo景況指数
加 9月消費者物価指数
加 8月小売売上高
米 ホーニング・カンザスシティ連銀総裁講演
米 プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
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