マーケット・プレディクション(11/1 〜11/5)
■ 今週のレンジ予想 ■
ドル/円 ・・・ 79.00 〜 83.00
ユーロ/円 ・・・ 110.00 〜 115.00
豪ドル/円 ・・・ 77.50 〜 82.50
ユーロ/ドル・・・ 1.3500 〜 1.4150
先週は、週初にドル安が進み円は80円41銭と直近の円最高値を記録しました。
しかし、その後、週央にかけて米長期金利の上昇を背景に82円目前までドルが反発しましたが、
依然として反発力は弱く週末にかけて再びドル安円高が進む展開でした。
FOMCでの追加緩和の規模を巡って「市場予想より小規模」「いや2兆ドルに上る規模だ」と
思惑も入り乱れ神経質な相場展開でした。
週初の東京では、早朝に円は80円22銭を試すなど、80円割れを目指す展開でしたが、
寄り付き直後に急激なドル高円安が進み、わずか数分で81円41銭までドルは急反発しています。
財務省幹部は介入かどうかに関してのコメントを控えていますが、市場ではシステムトラブルとの報道もあるようです。
しかし、ドル反発のスピードと9時ちょうどという時間帯を考えたら「介入」の可能性が高いと思います。
ドルは一旦下げ渋っていますが、今週は80円の大台割れを試す可能性が非常に高いと思います。
材料はやはり、2日のFOMCです。
追加緩和を実施することはほぼ確実で、市場の注目は国債購入額の「規模」に移っています。
5000億ドルから1兆ドルとの見方が有力の様ですが、その場合の市場の反応が注目されます。
昨年3月に量的緩和を実施し、その後の米景気回復やインフレ率がFRBが想定している数値に程遠いことから
今回大規模な追加緩和を検討するわけですが、既に1ヵ月以上も今回の「追加緩和」を材料にドルが売られ
続けてきたことを考えると巷間言われているように、織り込み済みからドルが反発することも否定できません。
もちろん、依然としてドル安は継続するとの意見が多いわけですが、ここは意見の分かれるところです。
個人的には追加緩和が実施され、ドルが一旦売られるもののその後利益確定のドル買いに押し戻され、ドル上昇といった
シナリオを描いていますが、どうでしょうか。
ただし、それでも本格的なドル上昇はまだ先の話になると観ています。
その他の主要通貨の動きを観てみると、ユーロや豪ドルは高値から200−300ポイント下げた水準で
推移しています。
一方、円は1995年につけた79円75銭を目指す過程にいます。
円だけが明らかに買われ過ぎているようにも見えます。
「安全通貨」としての側面があるとは言え、円よりもはるかに金利の高い豪ドルやユーロがドルに対して
上げ渋っていることはやや不自然に思えます。
今週はFOMC以外にも米10月雇用統計があり、相場に影響を与えそうです。
既に9月の数字から改善しているとの市場予想ですが、非農業部門の雇用者数は公的部門も含め
6万人の増加と、先月から15万人のプラスが予想されています。
この数字が大きく上ぶれすればドルが反発することも考えられます。
9月の数字では公的部門の減少が全体を減少に導いたこともあり、10月にはこの部分からの
影響はほぼないと観られているからです。
いずれにしても、今週は相当神経質な相場展開が予想されます。
■ 今週の注目材料 ■
- 11/1 (月)
豪 第3四半期住宅価格指数
米 10月個人所得
米 10月個人支出
米 10月ISM製造業景況指数
- 11/2 (火)
豪 RBAキャッシュターゲット
米 中間選挙
- 11/3 (水)
豪 9月住宅建設許可件数
米 10月ADP雇用者数
米 10月ISM非製造業景況指数
米 FOMC
- 11/4(木)
豪 9月貿易収支
豪 9月小売売上高
欧 ECB理事会
欧 9月生産者物価指数(前年比)
米 週間失業保険申請件数
- 11/5(金)
日 日銀金融政策決定会合
独 9月製造業受注
欧 9月小売売上高
加 10月失業率
米 10月雇用統計
米 10月仮契約住宅販売指数
米 9月消費者信用残高
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