今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年7月4日(金)


おはようございます。


むしむしする湿度の高い朝です。

暑さに弱い小生にとってこれからの夏を思うと、やや気がめいります。四季のある日本はいいんですが、

夏だけは避けたいですね。シンガポールの友人が昔言ってた言葉を思い出します。

「日本はいいね、四季があって・・・でもシンガポールにも四季はないけど三季はあるよ。

Hot,Hotter,Hottestという季節が。」贅沢は言えません。。

ひと目で分かる昨晩の動き

欧州市場

  • ECBが政策金利0.25%上げを決定。その後のトリシェ総裁のコメントに追加利上げのメッセージが
    無かったことで利食いのユーロ売りが優勢に。

NY市場

  • 雇用統計、失業率とも市場予想通りだったことで、NYダウが上昇。ユーロ売り・ドル買いの勢いが加速し、

    ユーロ・ドルは一時1.5680−85レベルと、この日のユーロ高値から240ポイントの下落。
  • 6月非農業部門雇用者数 → マイナス62,000人
  • 6月失業率 → 5.5%
  • 6月ISM非製造業景況指数 → 48.2

ドル/円105.91 〜 106.93
ユーロ/円167.37 〜 168.77
NYダウ+73.03 → 11,288.54ドル
Gold−12.90 → 933.60ドル
WTI+1.72 → 145.29ドル
米10年国債+0.028 → 3.987%


本日の注目点

  • 米 独立記念日で休場

トリシェ総裁のコメントが全てでした。皆が期待していた「追加利上げ」に関しては完全にニュートラルでした。

おそらく相当言葉を選んで慎重に発言したのではないかと想像します。市場では利上げをほぼ織り込んで「ユーロ

ロング」が結構貯まっており、ポジション的にも偏っていたようにも思います。

その結果、利食いのユーロ売りが先行し、1.5750を切った辺りからはストップロスの売りも巻き込んでユーロ

下落が加速したようです。典型的な「Buy on rumor ,sell on News.」でした。


ただ冷静に考えて見ますと、現在の原油高が続く限りユーロ圏と米国を取り巻く状況は何も変わらず、今後の経済指標

次第ではECBが再利上げに動く可能性は充分あると思います。むしろ今回の利上げでECBは「やる時にはやる」

という印象を市場に発信したとも言えます。

その意味で、ユーロを拾うタイミングを探りたいところです。


2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
7/2 ブッシュ
米大統領
「米国は常に強いドル政策を支持してきた。」洞爺湖サミットを前に記者団と。 ---
7/2 ポールソン
財務長官
米経済は「エネルギー価格、資本市場、住宅市場と、三つの逆風が直面している。」 欧州歴訪えお終えて。 ---

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和