今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年7月22日(火)


おはようございます。


昨日知人のお見舞いに東京、本郷にある東大病院に行ってきました。地下鉄本郷三丁目から竜岡門を通って

構内にはいり病棟に向かいました。25年ほど前にも来たことがありましたが、入院棟は新築されたていて

「A棟」になっていました。しかし古い「B棟」もあり、彼はその「B棟」に入院していました。

いわゆる古い大学病院の建物そのもので、医学部が誕生して今年がちょうど150年だそうで歴史を感じる

のには十分でした。夕暮れの構内を眺めると、幹の太さが1m以上もある欅などが所狭しと広大なキャンパスに

そびえたっている風情は、さすが東京帝国大学でした。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 円が全般に売られ気味の相場展開でした。欧州市場ではユーロ/円が169円91と170円目前まで売られ、
    対オージーでも104円半ばまで円安が進んでいます。
  • バンクオブアメリカ(BOA)の決算が減益ながら市場予想を上回ったことでドルが上昇し、NYダウも金融セクターを
    中心に楽観的な見方が広がりました。
  • その後、原油価格が上昇したことで、ドルも下落に転じ、106円半ば引けました。

ドル/円106.13 〜 107.13
ユーロ/円169.41 〜 169.75
NYダウ−29.23 → 11,467.34ドル
Gold+5.70 → 963.70ドル
WTI+2.16 → 131.04ドル
米10年国債−−0.043 → 4.046%


本日の注目点

  • 米 ワコビア4−6月期決算発表
  • 米 ワシントン・ミューチュアル4−6月期決算発表
  • 米 7月リッチモンド連銀製造業指数

ドル/円は先週金曜日と同じように上値を試し107円13まで上昇しましたが、200日移動平均の抵抗線で完全に

キャップされた感があります。原油価格、株式ともにこのところ安定していることから、ドルが先週水曜日のように

急落する恐れは少なくなったものの、頭も徐々に切り下がってきています。同様に、ユーロ/ドルが1.59台に載せ

1.60を伺うような動きを見せたものの、一気に大台載せにはブレーキがかかります。

そんな中でも比較的読みやすいのがクロス円です。円が強含んだところを拾いたいと思います。

ウオールストリートジャーナル紙によると米ゴールドマンの会長ケン・ウィルソン氏がゴールドマンを離れてポールソン

財務長官の片腕として同氏をアシストするそうです。政府支援機関(GSE)問題で瀬戸際に立たされており、今後も難問山積の

状況で金融の専門家としてアドバイスすることになりそうだが、今後の活躍に注目したいと思います。


2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
7/16 バーナンキ
FRB議長
ファニーメイ、フレディマックについて「経営破綻の恐れは無い。」下院で証言。 ---
7/16 バーナンキ
FRB議長
市場介入について「めったに実施されるべきではない。」としながらも「介入は市場が無秩序に混乱した場合に正当化される。」
と介入の可能性を否定しなかった。
ドル円103円後半から104円台へ
7/16 バーナンキ
FRB議長
最近の物価上昇について「高すぎる」と証言し、「物価の安定を維持することが我々に とって極めて重要だ。」と発言。 ドル円103円後半から104円台へ
7/15 ブッシュ
米大統領
「米国の金融システムは基本的に堅固だ。」「米経済は厳しい情勢にあるが、なお成長を続けている。」記者会見で。 ---
7/15 バーナンキ
FRB議長
米経済の現状について、金融市場、雇用、住宅などで「重大な試練に直面している。」と認識を示す。(上院での議会証言で) ---
7/11 バーナンキ
FRB議長
バーナンキ議長が公社幹部に、公定歩合での窓口貸し出しが可能と伝えたとロイター通信が報道。 ---
7/11 ポールソン
財務長官
ファニーメイ、フレディマックについて「現行の形態で支援する。」と発言し、国有化を否定。 ドル安、株安は加速。
7/9 トリシェ
 ECB総裁
インフレ加速を防ぐために「強い決意がある。」 欧州議会で発言。 ---
7/6 ブッシュ
米大統領
「米国は強いドル政策を信じている。米経済の強さはドルに反映されるべきだ。」 洞爺湖サミットを前に、日米首脳会談で。 ---
7/2 ブッシュ
米大統領
「米国は常に強いドル政策を支持してきた。」洞爺湖サミットを前に記者団と。 ---
7/2 ポールソン
財務長官
米経済は「エネルギー価格、資本市場、住宅市場と、三つの逆風が直面している。」 欧州歴訪えお終えて。 ---

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和