今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年7月24日(木)


おはようございます。

寝ようとした矢先に「ぐらっ」と来ました。

岩手県沿岸北部でまた地震です。震度6強と結構大きな地震でした。

今朝のニュースではそれほど大きな被害は報告されていないということでしたが、これから

調査していく中で人身災害などが無いことを祈るばかりです。

それにしても、最近この地域に地震が多いですね。

首都圏にいつ来てもおかしくない直下型地震・・・・。備えだけは怠らないようにしておきたいものです。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 地区連銀経済報告(ベージュブック)は経済活動が引き続き減速しているとの内容で
    市場への影響は限定的でした。
  • 「住宅公社支援策」が週内に米議会を通過する見通しとなり、ドルにとって追い風材料
    となり、対円、対ユーロでも買われました。
  • 引き続き原油価格が下落傾向で、この日のドル/円は108円目前まで上昇。
    テクニカル的には200日移動線を上抜けしてきたことで6月中旬につけた108円50近辺が
    意識されてきました。
  • ユーロ/円は欧州市場で169円97銭まで上昇しましたが、NYでは反落しています。
  • フィラデルフィア連銀プロッサー総裁が前日に引き続き金融政策転換をほのめかす発言を
    したこともドルサポート材料に。

ドル/円107.56 〜 107.98
ユーロ/円169.11 〜 169.82
NYダウ+29.88 → 11,632.38ドル
Gold−25.70 → 922.80ドル
WTI−3.98  → 124.44ドル
米10年国債+0.017 → 4.122%


本日の注目点

  • 独 7月IFO景況指数
  • 欧 5月ユーロ圏経常収支
  • 欧 7月ユーロ圏の購買者景況感指数(PMI)
  • 米 週間新規失業保険申請件数
  • 米 6月中古住宅販売件数
  • 米 フォードモーター4−6月期決算発表

緩やかですがドル全面高の様相を呈してきました。

ファニーメイ、フレディマックに対する公的資金注入を含めた救済策もブッシュ大統領の署名で

ひとまず最悪の事態は回避できそうです。チャート上では買いシグナルが出ましたが、ドル/円で

108円ミドルを超えていけるかどうかは未知数です。

上下を繰り返しながら突破していく可能性はありますが、やはり時間をかけながら行くのではない

でしょうか。その間にドル売りの材料がでたら再度下落することも考えられますが、100円が

少しづつ遠くなっていく感じがしています。

今日は中古住宅販売件数がでます。

ユーロ/円は170円手前で押し返されました。やはり大台ということで意識されるんでしょうが、

今度試せば「三度目の正直」ということになります。抜けたら早いでしょう。172円程度を観ています。


2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
7/22 プロッサー
フィラデルフィア連銀総裁
「インフレは既に高すぎるし水準にある。」「金融政策の転換はすぐにでもおこなわれる べきであろう。」講演で発言。 ドル・円106円70近辺から107円台へ。
7/22 ワコビア 4−6月期決算でサブプライム関連で120億ドル(約1兆2千億円)の損出を計上。 ---
7/16 バーナンキ
FRB議長
ファニーメイ、フレディマックについて「経営破綻の恐れは無い。」下院で証言。 ---
7/16 バーナンキ
FRB議長
市場介入について「めったに実施されるべきではない。」としながらも「介入は市場が無秩序に混乱した場合に正当化される。」
と介入の可能性を否定しなかった。
ドル円103円後半から104円台へ
7/16 バーナンキ
FRB議長
最近の物価上昇について「高すぎる」と証言し、「物価の安定を維持することが我々に とって極めて重要だ。」と発言。 ドル円103円後半から104円台へ
7/15 ブッシュ
米大統領
「米国の金融システムは基本的に堅固だ。」「米経済は厳しい情勢にあるが、なお成長を続けている。」記者会見で。 ---
7/15 バーナンキ
FRB議長
米経済の現状について、金融市場、雇用、住宅などで「重大な試練に直面している。」と認識を示す。(上院での議会証言で) ---
7/11 バーナンキ
FRB議長
バーナンキ議長が公社幹部に、公定歩合での窓口貸し出しが可能と伝えたとロイター通信が報道。 ---
7/11 ポールソン
財務長官
ファニーメイ、フレディマックについて「現行の形態で支援する。」と発言し、国有化を否定。 ドル安、株安は加速。
7/9 トリシェ
 ECB総裁
インフレ加速を防ぐために「強い決意がある。」 欧州議会で発言。 ---
7/6 ブッシュ
米大統領
「米国は強いドル政策を信じている。米経済の強さはドルに反映されるべきだ。」 洞爺湖サミットを前に、日米首脳会談で。 ---
7/2 ブッシュ
米大統領
「米国は常に強いドル政策を支持してきた。」洞爺湖サミットを前に記者団と。 ---
7/2 ポールソン
財務長官
米経済は「エネルギー価格、資本市場、住宅市場と、三つの逆風が直面している。」 欧州歴訪えお終えて。 ---

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和