今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年7月28日(月)


おはようございます。


 私ごとですが、昨日は母親がお世話になっている 川崎市 の特別養護老人ホームへ入ってきました。

年二回、夏に「納涼祭」と冬に「クリスマスパーティー」が開催されます。昨日は施設の屋上で

「納涼祭」が行われました。寝たきりの母親は長い車椅子で上半身を起こし、取りつけられたテーブルの上に

用意されたお祭り用の食事を少し口にしていました。すぐ横に施設の若い女性がいすに座って

「○○さん、これたこ焼きです。食べましょう」と言って、母親の口にスプーンで料理を少しずつ運んで

くれています。聞くとまだ25歳のKさんでした。

「この仕事は大変でしょう・・・。なぜこの仕事を選んだの?」と聞くと。20歳の時に

お父さんが亡くなり、それをきっかけに介護の仕事をしようと決めたそうです。

「結構、重労働で腰を痛めちゃうんじゃない?」と言うと、「そうですね、サポーター

をしてますから。大変ですけど、時々おじいちゃん、おばちゃんから元気もらうんですよ。」と明るく答えてくれました。

若い人による悲惨な事件が多いこのごろで、こんな人もいるのかと何か心が温まって施設を後にしました。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 欧州市場でのドル軟調の流れで取引が開始されましたが、耐久財受注と新築住宅販売などが
    市場予想より良好だったことでドルが上昇しました。
  • 米金融当局が株の空売り規制を拡大したことで、下落基調のNYダウが小康状態を保っていることや、
    原油価格が依然下げ基調を続けていることなどで、ドルが底堅く推移しています。
  • 一方、ドル/円の上値も限定的で、先週200日移動平均線を上抜けしてはいるものの、
    一気に110円を試すにはもう一段のドル買い材料が必要のようです。
  • 6月新築一戸建て住宅販売件数 → 53万戸(年換算)・前月比マイナス0.6%
  • 6月耐久財受注 → 前月比プラス0.8%
  • ミシガン大学消費者信頼感指数 → 61.2

ドル/円107.23 〜 107.95
ユーロ/円168.76 〜 169.31
NYダウ+21.41 → 11,370.69ドル
Gold+4.50 → 926.80ドル
WTI−2.23 → 123.26ドル
米10年国債+0.100 → 4.103%


本日の注目点

  • とくに経済指標の発表は予定されていません。

本日は経済指標の発表は無いため、小動きでしょう。

先週末には106円前半まで下落したドル/円でしたが、NYであっさり上昇に転じ、前日と同じく108円目前まで買われました。

106円―108円で一進一退を繰り返しているドル/円もさすがに今週末の雇用統計ではどちらかに抜けると観ています。

テクニカルでは上抜けの可能性を示唆し、経済指標では依然として予断を許しませんが、ドル上昇に分があると観ています。

気になるのはユーロ/ドルです。ドル上昇のシナリオを描くとすれば、当然ユーロ/ドルは売られることになりますが、

1.55を切っていくとも思えません。

先週発表された独ifo景況指数が市場予想から大幅に下方に振れていたためにユーロが売られましたが、やや過剰反応ではと考えています。

やはり、円安の中でユーロがどこまで踏ん張れるかということでしょうか。

引き続きユーロ/円の下値を拾うスタンスでいいと思います。


2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
7/16 バーナンキ
FRB議長
ファニーメイ、フレディマックについて「経営破綻の恐れは無い。」下院で証言。 ---
7/16 バーナンキ
FRB議長
市場介入について「めったに実施されるべきではない。」としながらも「介入は市場が無秩序に混乱した場合に正当化される。」
と介入の可能性を否定しなかった。
ドル円103円後半から104円台へ
7/16 バーナンキ
FRB議長
最近の物価上昇について「高すぎる」と証言し、「物価の安定を維持することが我々に とって極めて重要だ。」と発言。 ドル円103円後半から104円台へ
7/15 ブッシュ
米大統領
「米国の金融システムは基本的に堅固だ。」「米経済は厳しい情勢にあるが、なお成長を続けている。」記者会見で。 ---
7/15 バーナンキ
FRB議長
米経済の現状について、金融市場、雇用、住宅などで「重大な試練に直面している。」と認識を示す。(上院での議会証言で) ---
7/11 バーナンキ
FRB議長
バーナンキ議長が公社幹部に、公定歩合での窓口貸し出しが可能と伝えたとロイター通信が報道。 ---
7/11 ポールソン
財務長官
ファニーメイ、フレディマックについて「現行の形態で支援する。」と発言し、国有化を否定。 ドル安、株安は加速。
7/9 トリシェ
 ECB総裁
インフレ加速を防ぐために「強い決意がある。」 欧州議会で発言。 ---
7/6 ブッシュ
米大統領
「米国は強いドル政策を信じている。米経済の強さはドルに反映されるべきだ。」 洞爺湖サミットを前に、日米首脳会談で。 ---
7/2 ブッシュ
米大統領
「米国は常に強いドル政策を支持してきた。」洞爺湖サミットを前に記者団と。 ---
7/2 ポールソン
財務長官
米経済は「エネルギー価格、資本市場、住宅市場と、三つの逆風が直面している。」 欧州歴訪えお終えて。 ---

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和