今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年8月7日(木)


おはようございます。


このところ余りにも多くのニュースが出てくるので忘れていましたが、
あの「中国製冷凍ギョーザ」が中国国内で流通し、中毒患者がでたそうです。
製造は中止されていて、当然日本国内には入って来ていないと思っていましたが、
それが中国国内で販売されていたことになります。
さすがに中国当局も捜査に重い腰(?)を上げているようです。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル/円がようやく上値を抜きました。円は対ドルだけではなく、 他の全通貨に対しても弱く、円全面安の様相です。
  • ドル/円が上抜けた理由は以下の三つが挙げられます。
    1.注目のフレディマックの4−6月期決算が赤字895億円と発表されましたが、
    これは市場予想を大きく上回るものでした。
    2.日本の内閣府の景気判断が「弱含み」から「悪化」へ下方修正されたこと  
      
    で、円売りが加速。
    3.WTI原油価格の下げが止まらず、この日も一時118ドル台に下落。
    一ヶ月前に記録した147ドル台は当面天井になるとの認識が急速に広がりました。

ドル/円108.56〜109.89
ユーロ/円168.02 〜 169.31
NYダウ+40.30 → 11,656.07ドル
Gold−3.10   → 883.00ドル
WTI−0.59  →118.58ドル
米10年国債+0.031 → 4.054%


本日の注目点


昨日のNYでは、輸出サイドのドル売りをこなし、ストップロスも巻き込んでの

ドル上昇でした。ドルが買われる場面では久々の急騰で、その勢いにやや驚いている

ところです。どうやら、3月17日に記録した95円77銭はさすがに今年の

「ドル最安値」と認定してもいいような状況になってきました。

米経済の改善を示す指標が出たわけでもなく、劇的に状況が変わったわけでもない。

もしかしたら視点を米国から少し、日本に移しただけかも知れません。しかし、

よく観てみたら日本の景気も相当悪い・・・・。

「本当に円を買っていいのだろうか?」そんな疑問が湧いてきたのではないでしょうか。

日本の金利はしばらく上がらないと指摘してきたように、金利上昇が見込める米国と

当面見込めない日本が対比され始めているようです。


フィボナッチを確認しておきます。
  • 124.14 − 95.77 = 28.37・・・・昨年ドル高値からの下落幅
  • 95.77 +(28.37 ×0.382)  = 106.61 ・・・?
  • 95.77 +(28.37 × 0.50)   = 109.96 ・・・?
?の水準は昨日まで何度もトライして抜けなかったレベルです。 ?は昨日のNYでの高値に近いレベルです。 目先は110円前後が重要な抵抗線になることが予想されます。

2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
8/6 内閣府 6月の景気動向指数を踏まえ、基調判断を「悪化」と下方修正。 ドル円108円台後半から109円台

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和