今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年8月11日(月)


おはようございます。

ようやく柔道に待望の金がでました。

谷選手が銅メダルに終わったことで、やや沈滞ムードが漂う中で金メダル第一号です。

普段なかなか柔道の試合を見る機会がなく、今回のようにオリンピックになると突然

「柔道評論家」に変身するのは、私一人ではないと思いますが、TVを観ていて感じたのは、

柔道の試合らしくないということでした。

軽量クラスだったこともありますが、柔道といえば、両手を上に上げ、「さぁ来い!」と腕を

組み、技を掛け合う、そんなイメージが強かったわけですが、昨日観た試合は足元に飛び込ん

で体を持ち上げる、まるで「レスリング」の様な試合ばかりでした。

「勝つための柔道」なのかも知れませんが、誰が勝ってもすっきりしませんでした。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル/円が今年の1月以来の110円台載せまで上昇しました。
  • 原油価格が下げ止まらず、114ドル台まで下落。高値からの下げ率は22%まで拡大しました。
  • 併せて、NYダウでは株式が大幅に買われ、前日比300ドルを超す急騰でした。

ドル/円109.60 〜 110.37
ユーロ/円165.32 〜 165.94
NYダウ+302.89 → 11,734.32ドル
Gold−13.10 → 864.80ドル
WTI−4.82 → 115.20ドル
米10年国債+0.007  →  3.935%


本日の注目点

  • FRBが資金供給措置のため融資入札開始。

WTI原油価格が120ドルを下回ったことと、為替ではドルが対ユーロで1.52を割り込み、

対円で110円台を回復したことで、ヘッジファンド投機筋の資金が原油、鉱物資源から

通貨、株式に回帰しています。

ある意味、もとの正常に姿に戻りつつあるといえますが、米経済の先行きは決して安泰

ではなく、住宅、雇用、消費に大きな不安を抱えています。

それにもかかわらず、金融市場では米経済の変化を「先取り」するかのように元の鞘に

戻りつつあります。同時に、日本とユーロ圏の景気が今後大きく後退するのでないかと

いう懸念が台頭していることも背景にあります。

一方で、原油価格に大きなしこりがあり上値が重くなっているものの、ロシアとグルジアの

衝突で、欧州大陸へのパイプラインが攻撃される危機にあるなど、今後このまま原油が下落を

続けるかどうかはかなり不透明です。

米経済指標に回復を示す数字が現れるまでは、ドルの完全復調はなく一進一退の展開が続く

のではないかと思われます。


2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
8/7 トリシェ
ECB総裁
「金融政策の羅針盤はひとつしかなく、それは物価安定だ。」ECB理事会での
政策金利据え置いた後での会見で。
ユーロ・ドル1.54台から1.53前半へ
ユーロ・円169円台から167円半ばへ。
8/6 内閣府 6月の景気動向指数を踏まえ、基調判断を「悪化」と下方修正。 ドル円108円台後半から109円台

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和