2012年8月28日(火)
おはようございます。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドル円は材料不足から値動きに乏しく、78円60−80銭で推移。
- ユーロドルも同様に小幅な値動きに終始し、オランド大統領などの
発言にも反応せず1.25を挟む水準で一進一退。 - 株価はまちまち。ダウは小幅に下落したものの、ナスダックは上昇。
アップルの株価が過去最高値を更新したことがナスダック上昇に寄与。 - 債券相場は続伸し、10年債利回りは小幅に低下。FRBによる
追加緩和期待が根強く、週末のバーナンキ議長の講演にも期待が。 - 金は堅調に推移し小幅に続伸。原油価格は3日続落。
ドル/円 78.66 〜 78.78 ユーロ/ドル 1.2496 〜 1.2535 ユーロ/円 98.40 〜 98.70 NYダウ −33.30 → 13,124.67ドル GOLD +2.70 → 1,675.60ドル WTI −0.68 → 95.47ドル 米10年国債 −0.028→ 1.652%
本日の注目イベント
- 独 独9月GFK消費者信頼感調査
- 欧 スペイン4−6月期GDP(改定値)
- 欧 スペイン短期国債入札
- 欧 イタリアゼロクーポン債入札
- 欧 ユーロ圏7月マネーサプライM3
- 米 6月ケース・シラー住宅価格指数
- 米 8月消費者信頼感指数
- 米 8月リッチモンド連銀製造業指数
ドル円だけではなくユーロドルの値動きも緩やかになってきました。
来週のECB理事会での「次の一手」を待つ雰囲気と、今週末にはバーナンキ議長やドラギECB総裁の講演を
控えていることから、「小粒の材料」には反応しづらくなっているようです。
ユーロドルはドイツのifo経済研究所が発表した企業景況感指数が予想されたほど悪化していなかったことや、
ショイブレ独財務相が、独仏で通貨同盟を強化する作業部会を設置するとの発言で上昇する場面があったものの、
1.25台前半までの伸びに留まっています。
市場は依然としてECBが打ち出してくる国債購入プランと、それに対して反対しているドイツ連銀の対応に
不透明感を拭いきれないといった姿勢を崩していません。
来週のECB理事会の結果が注目されます。
豪ドルがやや軟調な展開を見せています。
対ドルで1.06台まで回復した後じり安傾向が続いており、昨日は1.03台半ばまで下落しています。
資源価格の軟調な割には豪ドルが強含んでいたことから、一部にはRBAが「市場介入」を実施するのではないか
との見方が出ていることも上値を抑えているようです。
そのため豪ドル円も83円台半ばを付けたあとは下落に転じ、81円台半ばまで調整しています。
「日足」を見ると81円台半ばには「120日移動平均線」や「100日移動平均線」があり、現在この水準が
サポートされている状況です。
仮にもう一段下落し、81円台半ばを割り込むと81円前後まで下落することも考えられますが、ここでは
「一目均衡表」の雲が「比較的厚めに」サポートしています。
今後ECBが次の一手を打ち出してくる見方や、FRBによる緩和期待を考慮すると、80円台割れの可能性は少ないと
考えられます。
当面は「押し目買い」のスタンスを維持することでいいのではないかと思います。
本日も東京時間では動きの少ない展開が予想されますが、欧州時間に入るとスペインとイタリア国債の入札があり、
スペインのGDP(改定値)も発表されます。
さらにドイツの消費者信頼感も予定されているためユーロに動きが出てくるかもしれません。その際に1.2530−50
を抜けきれるかどうかが注目されます。
またNY時間ではケースシラーが発表されますが、この指標は改善傾向が続き、既に前月比では「プラス」に転じて
いますが、前年比で「マイナス」から脱却できたのかどうかが注目です。
住宅関連の指標でも重要な指標であるため、この数値が「プラス」に転じると、米住宅市場が本格的に復活した
との認識が広がり、ドル高に働くものと思われます。
ドル円は小動きながら先週の「FOMC議事録ショック」から下値を徐々に切り上げています。
「1時間足」では「雲」も上抜けしており、この先は「120日移動平均線」の78円86銭がポイントに
なりそうです。
この水準を上抜けしてくれれば、79円台乗せも見えてきそうですが、これも週末に向け追加緩和観測が強まるのか、
あるいは後退するのかにかかってきそうです。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 8/7 ローゼングレン・ボストン連銀総裁 「相当な規模の量的緩和プログラムを無制限に実施すべきだ」CNBCのインタビューに答えて。 ---- 8/8 フィッシャー・ダラス連銀総裁 「金融当局は役割を果たした。われわれは十分やった。単に追加緩和を講じるだけでは問題は解決しない」ブルームバーグのインタビューに答えて。 ---- 8/8 ショイブレー・独財務相 「われわれは新たな別のプログラムを作れない」「限度というものがある」ギリシャへの新たな支援について語った。 ---- 8/24 メルケル・独首相 「私はギリシャがユーロ圏にとどまることを望み、そのために取り組んでいる」サマラス・ギリシャ首相との会談後に。 ---- 8/27 エバンス・シカゴ連銀総裁 「回復に向け金融支援を強めるため、住宅ローン担保証券(MBS)の追加購入などさらに力強い措置を講じる時期だ」香港での講演で。 ---- 8/27 オランド・仏大統領 「各国の借り入れコストが著しい高水準に上昇した場合、ESM、ECBとともに行動を共にすることが可能だ」パリで。 ----
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What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2011年(PDF)



