2012年10月3日(火)
おはようございます。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 材料難からドル円は78円台前半を中心に小動き。
ユーロ円が上昇したことで上値を試す場面があったものの、
78円18銭まで円安が進み、ほぼ同水準で引ける。 - ユーロドルは欧州時間の朝方1.28台後半まで売られた後、
ロイター通信がスペインは来週末にも支援要請を行うと伝えたことで
ユーロ買いが加速。1.2968までユーロ高が進んだものの、ラホイ
スペイン首相が報道内容を否定したことから再び下落。 - 株式市場は反落。スペインの支援要請が不透明なことから株価は
軟調。ダウは32ドル安の1万3400ドル台で取引を終える。 - 債券相場は3日ぶりに反落。週末の雇用統計を待つムードに
10年債利回りは前日比小幅に上昇。 - 金は反落。原油価格も4日ぶりに下落。
ドル/円 77.98 〜 78.18 ユーロ/ドル 1.2914 〜 1.2968 ユーロ/円 100.84 〜 101.18 NYダウ −32.75 →13,482.36ドル GOLD −7.70 →1,775.60ドル WTI −0.59 →91.89ドル 米10年国債 +0.002→1.620%
本日の注目イベント
- 豪 豪8月貿易収支
- 中 中国9月非製造業PMI
- 独 独9月サービス業PMI(確報値)
- 欧 ユーロ圏9月サービス業PMI(確報値)
- 欧 ユーロ圏8月小売売上高
- 米 大統領候補による第1回討論会(デンバー)
- 米 9月ADP雇用者数
- 米 9月ISM非製造業景況指数
米経済指標の発表もなく、ドル円を動かす材料に乏しいことからNY市場でのドル円の値幅は20銭程度と、
78円台前半で膠着状態です。
それでもユーロに比較的動きがあるため、ユーロ円の影響を受ける格好になっており、昨日はユーロ円の上昇
に引っ張られる形でやや円売りが優勢の展開でした。
ユーロドルは1.2968まで上昇後、再び1.2920前後まで値を下げています。
焦点はスペイン情勢ですが、早ければ今週中にも支援要請を行うのではないかと見られている中、ロイター通信が
スペインは来週末にも支援を要請する用意があると伝えたことからユーロは急伸。しかし、同国のラホイ首相は
これを否定しています。
スペインでは失業率が過去最高水準まで悪化しており、支援を要請すれば国債の利回りが低下することと引き換えに、
さらなる歳出削減など緊縮財政を余儀なくされることになるため、スペイン政府としても支援を仰ぐべきか、あるいは
自力での資金調達の道を選ぶべきか、厳しい判断を迫られているようです。
ラホイ首相の否定会見をきっかけにユーロドルは再び下落に転じていますが、市場ではいずれにしても支援要請は
「タイミングの問題」で、今月中にも支援を要請する可能性が高いと見ているようです。
ユーロは足元では、スペイン国債の利回りなど「スペイン情勢」を中心に動いていると言っても過言ではありません。
その意味で明日のスペイン国債入札の行方も注目されます。
ドル円は手の出しようがありません。
77円台がやや固まってきたようにも見えますが、これは上述のようにユーロ円の上昇に影響された結果、
円売りが優勢になっていることが主因と思われます。
やはり焦点は週末の雇用統計ですが、今夜には例によって前哨戦と目される「ADP雇用者数」が発表されます。
事前予想は14万人の増加ですが、先月のように「ADP雇用者数」が事前予想を大きく上回り、その結果、
「雇用統計」への期待が膨らみ、実際には市場予想を大きく下回ったことは記憶に新しいところです。
ドル円はその直後に77円13銭まで下落し、これが直近のドルの安値として認識されています。
「ADP雇用者数」の発表は今夜9時半です。
本日も東京時間内でのドル円の動きには期待できません。
引き続きややドル買いが優勢かと思われますが、4時間足では78円35−40銭水準には200日線と
一目均衡表の「雲」の上限があることから、ここが超えられるかどうかを確認したいところです。
この水準を超えることができれば、雇用統計の結果にもよりますが、月曜日に記録した77円44銭が
当面の底値と考えられることができそうです。
もっとも、米長期金利が1.6%台前半で推移している以上、大幅なドル高は考えにくいと思いますが、
「リスクオフ」が高まり、株高債券安が進行すれば米長期金利の上昇もありえなくはありません。
下値のメドは78円割れがあるかどうかといった水準でしょう。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 10/1 バーナンキ・FRB議長 「経済が力強さを増した後も、非常に緩和的な金融政策スタンスがかなりの期間にわたり適切であり続けるとわれわれは見込んでいる」講演で。 -----
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What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)
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