今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年8月19日(火)


おはようございます。


日曜日から昨日にかけて、関東地方ではしのぎやすい日が続きました。

日中はまだ30度を大きく超える日がありますが、朝晩は僅かですが、涼しくなってきたような気がします。

昨日夜8時半ごろ近くの公園をジョギングしていると、虫の音が聞こえました。

秋は確実に近づいてきています。

一年で一番いい季節、秋・・・。

その秋を迎えるために、われわれは厳しい暑さを耐えているのかもしれません。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ファニーメイ。フレディマックが国有化されるのではという懸念からNY株式市場では金融セクターが大きく売られ、
    NYダウ全体の下げを誘発しました。
  • また、リーマンブラザーズの6−8月期四決算が再び大幅赤字になるのではという見通しも報道され、
    ドルの上値を抑える形になりました。
  • この日は重要な経済指標もなく、ドルは小動き。原油価格の先行きが不透明なこともあり、
    ドル円では109円台を観たものの、すぐに110円台に戻すなど方向感が見えない取引に終始しました。

ドル/円109.96 〜 110.38
ユーロ/円161.62 〜 162.06
NYダウ−180.51 → 11,479.39ドル
Gold+13.60 → 805.70ドル
WTI−0.90 → 112.87ドル
米10年国債−0.024 → 3.820%


本日の注目点

  • 日 日銀金融政策決定会合、政策発表
  • 欧 独8月ZEW景況感調査
  • 米 7月生産者物価指数
  • 米 7月住宅着工件数

昨日のNY株式市場では、ファニーメイ、フレディマック両社に公的資金が

投入されるとの憶測から株価が大幅に下落し、一日で25%ほど下げました。

同様にリーマンの株価も大幅安となり、金融機関は一連のサブプライムローン問題で

「第三ステージ」に来ているとの指摘もあります。
 
すなわち、住宅価格の下落が止まらない以上金融機関の損出計上が繰り返され、今後

資本増強が困難になる可能性があるということです。公的資金を持って不良債権を一気に

処理してしまおうというシナリオです。

かつて日本で行った方法ですが、実施されるかどうかは今後の大手金融機関の

決算次第ということになりそうです。

大手米銀を中心に、住宅関連資産を売却しようという動きが加速していますが、問題は受け皿です。

今のところブラックロック、ブラックストーンなどの米大手ファンドがその役割を担っていますが、

果たして十分なのかどうか・・・・。

テクニカル的にはドル高の流れが続いていますが、この問題からは目が離せないところです。

本日の夕方にはドイツのZEW景況指数が発表になります。

今回のユーロ安のきっかけが、ドイツのマイナス成長だったわけですので、ユーロドルが

1.45をテストするのかどうか注目されます。



2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
8/7 トリシェ
ECB総裁
「金融政策の羅針盤はひとつしかなく、それは物価安定だ。」ECB理事会での
政策金利据え置いた後での会見で。
ユーロ・ドル1.54台から1.53前半へ
ユーロ・円169円台から167円半ばへ。
8/6 内閣府 6月の景気動向指数を踏まえ、基調判断を「悪化」と下方修正。 ドル円108円台後半から109円台

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和