今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年8月20日(水)


おはようございます。


夏休みも余すところあと10日ほどになりました。

中学生のころ、この時期になると残っている夏休みの宿題をあわてて仕上げていた記憶があります。

図書館へ行って気温と天気を調べたり、友達と集まって教えあったそして残り

3〜4日前には何とか仕上げて、「やったぞ」と自己満足。

猛烈に勉強して仕上げるのも、残りの3〜4日で再び思いっきり遊ぶための「試練」でした。

結局、夏休みは遊びに始まって、遊びで終わっていました。

今のように「塾の夏期講習」で明け暮れる夏休みではないいい時代だったと思います。


ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • リーマンが第三四半期決算で40億ドル(約4400億円)の赤字になるとのアナリストリポートで、
    株式市場ではこの日も金融セクターが大きく売られ、NYダウは大幅続落。
  • 7月の住宅着工件数は市場予想より悪化しており、17年4ヶ月ぶりとなる
    965,000件。さらに住宅許可件数は937,000件と住宅市場の低迷を反映しました。
  • 消費者物価指数は前月より下がったものの1.2%と市場予想を大幅に上回りました。
  • このため、これまで堅調だったドルも対円、ユーロで売られ、利食いのドル売り優勢でした。

ドル/円109.58 〜 109.92
ユーロ/円160.94 〜 162.08
NYダウ−130.84 → 11,348.55ドル
Gold+11.10 → 816.80ドル
WTI+1.66 → 114.53ドル
米10年国債+0.017 → 3.837%


本日の注目点

  • 特に重要な経済指標の発表はありません。

NYダウが下げ止まらないことから、さすがに堅調なドルも上昇は一服した感じです。

昨日、欧州経済センター(ZEW)発表の独景況感指数はマイナス55.5と、マイナス幅は前月より縮小。

ユーロドルは売り買いまちまちの中、1.46前半を何度か試したが押し戻された展開でした。

またドル円も110円台に届かず,終始109円台での取引となり、ドルの上値がやや重くなってきました。


しかし、地合に変化はなく、109円台を固める動きではないかと思われます。

気になるのはこのところ下げが加速している米株式市場です。

金融株の下落が株式市場の全体の足を引っ張っていますが、昨日は

サックス(日本でいう三越か高島屋)の四半期決算も大幅な赤字と発表され、個人消費にも

急ブレーキがかった可能性もあります。

米金融機関は資産売却を積極的に進めていますが、今後予想される第三四半期での決算が再び大幅な

赤字に見込まれることになると、株安→ドル安の流れになることも考えられ、このシナリオが最もドル安の

危険性をはらんでいると思われます。



2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
8/7 トリシェ
ECB総裁
「金融政策の羅針盤はひとつしかなく、それは物価安定だ。」ECB理事会での
政策金利据え置いた後での会見で。
ユーロ・ドル1.54台から1.53前半へ
ユーロ・円169円台から167円半ばへ。
8/6 内閣府 6月の景気動向指数を踏まえ、基調判断を「悪化」と下方修正。 ドル円108円台後半から109円台

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和