2012年12月7日(金)
おはようございます。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドル円は東京時間に82円台半ば超えを試したものの勢いはなく、
82円台前半で推移。底堅い動きを続けている一方、上値の重さも
徐々に意識される。 - ユーロドルは大幅に下落。ECBが政策金利の据え置きを決定したが、
ドラギ総裁は記者会見で、ユーロ圏の成長率を下方修正。政策金利引き下げ
観測が高まり、ユーロドルは1.30台後半から1.29台半ばまで売られる。 - 株式市場は続伸。アップル株が反発したことや、失業保険申請件数が
市場予想を下回ったことを好感。ダウは39高、ナスダックも15ポイント上昇。 - 債券相場は3日続伸。雇用統計の下振れ観測を背景に債券価格は上昇。
10年債利回りは1.59%台を割り込み2週間ぶりの低水準に。 - 金は反発。原油価格は大幅に続落し86ドル台に。
- 新規失業保険申請件数 → 37.0万件
| ドル/円 | 82.20 〜 82.44 |
| ユーロ/ドル | 1.2950 〜 1.3085 |
| ユーロ/円 | 106.60 〜 107.74 |
| NYダウ | +39.55→13,074.04ドル |
| GOLD | +8.00 →1,701.80ドル |
| WTI | −1.62 →86.26ドル |
| 米10年国債 | −0.007 →1.586% |
本日の注目イベント
- 豪 豪10月貿易収支
- 日 11月景気動向指数
- 独 独10月鉱工業生産
- 独 ワイトマン・独連銀総裁講演
- 欧 ギリシャ7−9月GDP(改訂値)
- 欧 ドラギ・ECB総裁講演
- 英 英10月鉱工業生産
- 米 11月雇用統計
- 米 12月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
- 米 10月消費者信用残高
- 加 カナダ11月失業率
ドル円は依然として82円台を維持し、82円20銭〜50銭程度の狭いレンジ内で推移しています。
日本の衆院選挙の結果を見極めるまではこの状況が続くと思われますが、その前に本日の米雇用統計の
発表を控え基本的には動きにくい状況です。
このところのドル円にとっては「昼の時間帯」が「稼ぎ時」の状況となっており、思惑で相場が乱高下する
ケースが多いように見受けられます。
昨日も昼時ドル円が突然上昇し、一時82円62銭あたりまでドル高が進みました。
これで82円台を回復して以来4回目の82円半ば超えを試したことになりますが、83円には届いていません。
その結果、底堅い動きを続けながらも82円50銭〜83円が徐々に重く感じられるようになっています。
選挙に関する世論調査を見ると、「自民圧勝」、「民主の凋落止まらず」といった見出しが躍(おど)っています。
場合によっては自民党単独で過半数を獲得する可能性もあり、公明党との連立政権樹立は間違いない状況です。
いよいよ安倍総理の誕生となるわけですが、今後はこれまで発言してきた政策がどれだけ実現できるのかが
注目されることになります。
安倍総裁自身、「われわれは実現できることだけを公約として掲げてきた」と語っていることから、追加緩和を強力に
進め、本気で円高阻止を図るものと思われます。
また、日銀の総裁、副総裁人事も注目されます。
白川総裁は来年4月で任期を終了しますが、二人の副総裁は3月で任期を終えます。
総裁、副総裁が一気に交代することになるわけです。俄然新しい日銀にも期待が集まります。
ユーロドルが久しぶりの大幅下落を見せました。
前日に1.3126まで上昇したものが、昨日は1.2950まで売られています。
ECBが政策金利を据え置き、経済成長率を下方修正したことが嫌気されてユーロ売りに繋がりましたが、
これもある程度予想されていたことでしたが、ドラギ総裁が記者会見で、今後の政策金利引き下げの可能性を排除
しなかったことが引き金になったようです。
ドラギ総裁は「活動の弱さは来年になっても続くと予想される」と発言し、政策委員会がこの日利下げを
検討したかとの問いに「幅広く議論した」と答えてたことが、「利下げ観測」に繋がっています。
米「財政の崖」問題は依然として予断を許さない状況が続いていますが、一時大きく売り込まれた株が堅調に推移して
いることや、ドルが主要通貨に対して強含んでいることなどから市場の見方は、それでも少しずつ進展している
との認識が高まっているようです。
昨日は数十人の共和党議員が難局打開を目指す超党派の呼びかけに応じています。
日米で、株高、債券高が同時に進行している状況は、「財政の崖」問題の収束と「追加緩和」を織り込む動きと
考える以外、説明できない状況になっています。
本日は11月の米国雇用統計が発表されます。
事前予想は8万6千人の増加ですが、10月の17万1千人の増加に比べるとかなり弱めの数字です。
ハリケーン「サンディ」の影響を反映していると言われていますが、この弱めの数字を下回るようだと、急速に
「追加緩和」観測が高まりそうです。
水曜日に発表されたADP雇用者数では、事前予想の12万5千人に対して結果は11万8千人と、予想を下回っていました。
同指標は今年6月以来10月まで5ヵ月連続で実際の数字が事前予想を超えていました。
雇用統計と同指標との相関度は低いと言われていますが、気になるところです。
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所要で銀座に出かけたら、数寄屋橋交差点の交番付近は長蛇の人でした。
年末恒例の「年末ジャンボ宝くじ」を買い求める人たちです。
今年は最高で6億円とか。
当たることで有名な「1番窓口」で50枚くらい買ったおばあちゃん。
既に当選したかのような笑顔が印象的でした。
良い週末を・・・・。
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 12/3 | ダドリー・NY連銀総裁 | 「失業率は依然として、受け入れがたいほど高水準だ」講演で。 | ----- |
| 12/5 | オバマ大統領 | 「私以上にこの協議を終わらせたいと望んでいる者はいない。約1週間以内に解決することは可能だ」企業経営者との会合で。 | NYダウ82ドル高、ドル高に。 |
| 12/6 | ドラギ・ECB総裁 | 「活動の弱さは来年になっても続くと予想される」政策金利据え置き決定後の記者会見で。 | ユーロドル1.30台半ばから → 1.2950まで下落 |
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