今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年8月26日(火)


おはようございます。


東京株式市場の売買代金が低迷しているとの報道がありました。

一日の代金では3兆円あれば活況ということだそうですが、昨日は1兆3800億円と

3年ぶりの低水準だったそうです。税制、インサイダー、株主軽視・・・など、

個人投資家にとって環境が悪すぎます。

日本の株は当面上がらないと思ったほうが賢明でなないでしょうか?

個人的には、日経平均が2万円を超えるのは2010年まではない、と観ています。

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • AIGが24億ドルの資産評価損を追加計上するとの見通しを大手証券アナリストが
    発表したことで、株式市場は朝方から値を下げて始まりました。
  • さらに先週、韓国産業銀行により買収の噂があったリーマンが、同行との交渉打ち
    切りとの報道で金融株が総崩れ、ドル・円も109円まで売られました。
  • 中古住宅販売は前月比+3.1%と予想より良好な数字だったものの。在庫水準が
    +3.9%と、引き続き住宅市場が回復していないことを裏付けた格好となりました。

ドル/円109.02 〜 109.86
ユーロ/円161.15 〜 162.39
NYダウ−241.81 → 11,386.25ドル
Gold−7.80 → 825.70ドル
WTI+0.52 → 115.11ドル
米10年国債−0.083 → 3.789%


本日の注目点

  • 米 FOMC議事録公開
  • 米 6月S&Pケースシラー住宅価格指数 
  • 米 8月消費者信頼感指数
  • 米 7月新築住宅販売件数

NYの株式市場が大きく動いています。一日の値幅も150ドルから250ドルと大きく

市場の方向感が見えてきません。特に、金融セクターに不安要素が多く、株価が

大きく売られています。またこのセクターは収益回復の遅れが予想され、6−8月期

決算についても複数の金融機関が赤字との見方もあります。

昨日はAIGの追加損出だけではなく、米地銀の破綻もありました。

為替も株式市場に合わせるかのように値動きが大きくなっています。

110円台での滞留期間があいかわらず短いことで、ドル高に対する不信感も生まれて

きており、先行きやや不透明になりつつあるような気がします。

どちらかに大きくポジションを傾けにくく、テクニカルでのドル買いも米金融不安が

足を引っ張っているような展開になっています。ここは余りポジションを引っ張らず

108円−110円の値動きと割り切る方がいいかもしれません。


2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
8/7 トリシェ
ECB総裁
「金融政策の羅針盤はひとつしかなく、それは物価安定だ。」ECB理事会での
政策金利据え置いた後での会見で。
ユーロ・ドル1.54台から1.53前半へ
ユーロ・円169円台から167円半ばへ。
8/6 内閣府 6月の景気動向指数を踏まえ、基調判断を「悪化」と下方修正。 ドル円108円台後半から109円台

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和