2013年2月1日(金)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 91円台の攻防が続いていたドル円は、シカゴ購買部協会景気指数
などの経済指標の好転に、円を売る動きが加速。ドル円は91円台後半まで
ドル高円安が進み、連日の直近高値更新を記録。 - ユーロドルはもみ合いながらも堅調に推移。1.35台半ばから
1.35台後半までユーロ高は進んだが動意は見られず。対円ではさらに上昇し、
124円台半ばを示現。 - 株式市場は続落。UPSなどの決算がさえなかったことや、本日の雇用統計を
前にしたポジション調整に押されて、ダウは49ドル安の1万3800ドル台に。 - 債券相場は上昇したものの方向感に乏しい動きに終始。10年債利回りは
小幅に低下したが、下落圧力は限定的。 - 金は大幅に下落し、前日の上げ幅を吐き出す。原油は4日振りに小幅反落。
- 新規失業保険申請件数 → 36.8万件
- 12月個人所得 → +2.6%
- 12月個人支出 → +0.2%
- PCEコア・デフレーター → +1.4%
- 1月シカゴ購買部協会景気指数 → 55.6
ドル/円 90.91 〜 91.79 ユーロ/ドル 1.3545 〜 1.3594 ユーロ/円 123.19 〜 124.58 NYダウ −49.84 → 13,860.58ドル GOLD −19.60 → 1,662.00ドル WTI −0.45 → 97.49ドル 米10年国債 −0.013 → 1.983%
本日の注目イベント
- 豪 豪第4四半期生産者物価指数
- 日 12月失業率
- 日 黒田・ADB総裁会見
- 中 中国1月製造業PMI
- 中 中国1月HSBC製造業PMI(改定値)
- 欧 ユーロ圏1月製造業景気指数(改定値)
- 欧 ユーロ圏12月雇用統計
- 英 英1月製造業PMI
- 米 1月雇用統計
- 米 1月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
- 米 1月ISM製造業業指数
今日から2月が始まりますが、週末です。
どうやらドル円は91円台を固めそうな動きを見せています。
91円台の攻防が昨日のアジア市場まで継続されましたが、NY市場では一気に91円台半ばを抜き、早朝には
91円85銭までドル高円安が進行しました。
今回の動きは「米株安、米長期金利の低下」という、本来なら円高に振れてもいい相場環境の中での高値更新です。
円売り圧力が根強いことを象徴しているようです。
昨日も書いたように、「一歩後退、二歩前進」を繰り返しての上昇ですが、円の先安観は衰えていません。
円は対ドルだけではなく、ユーロや豪ドルでも直近高値を更新し、主要通貨全てで「円を売る」取引が活発になって
います。
91円台の攻防はしばらく続いていましたが今朝の動きは、これまでの水準をさらに切り上げた形での攻防に
移ってきたとみることができそうです。
ただ、雇用統計発表前のポジション調整はまだ終えていないと見られるため、これから約12時間の間にどんな動きが
あるか分かりません。
先日のADP雇用者数が市場予想を上回っていたこともあり、雇用統計の結果には上振れ期待が強く、20万人が
ひとつのメドとみられます。
20万人を超えてくるようならさらにドルが一段高となる可能性もあります。
ドルの下落リスクも当然ありますが、足元の円売りムードにもみ消されそうな雰囲気です。
押し目を待ってもなかなか良い水準でドルを買えませんが、ここから買うには勇気も必要です。
「高所恐怖症」が邪魔をしそうです。
クロス円でも円安が大幅に進み、ユーロ円は125円を目指す展開が予想され、豪ドル円は97円程度がターゲット
のように思えます。
これら通貨ペアは昨日のアジア市場ではいずれも「調整」を見せましたが、結局「微調整」に終わっています。
今日から2月入りですが、今月も1月のような展開を見せればドル円の95円抜けもありそうで、専門家の間でも
「100円」という声が徐々に勢いを増しています。
注目の日銀総裁・副総裁人事も今月中旬には固まってきそうですが、現在名前の挙がっている候補者の方々は、
いずれも金融緩和には積極的な人たちです。
その中でも、やはり岩田学習院大学教授が最も積極的な候補者です。
日銀法の改正、日銀による外債購入、さらには市中銀行が日銀に預ける準備預金の額を倍にするなど、リフレ派の代表
と観みられており、もし岩田教授が日銀総裁に就任したら「100円台」も夢ではありません。
「みんなの党」は財務省、日銀出身以外からの総裁を主張していることもあり、その可能性がないわけではありません。
一段の円安を手掛かりに、今日も東京株式市場では株価が続伸しそうです。
朝方からその辺りの動きを先取りする形でドル円は91円85銭まで上昇しています。
株価次第では92円を試す可能性もありそうです。
日経平均株価もドル円と同じように「微調整」を繰り返しながら上昇していますが、最近の特徴は「大引け」にかけて
急騰することです。
本日もそのような動きがあるか注目して見たいと思います。
予想レンジは90円70〜92円20銭とみますが、月初め、週末、さらには米雇用統計と、相場の振幅は大きいと
思われます。
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今日から2月で、1年の12分の1が過ぎたことになります。
この冬の寒さは格別で、今年ほど春が待ち遠しいこともありません。
温かさを感じるのはまだまだ先ですが、明日土曜日は東京で18度の予想とか・・。
わずかですが、夕方の暗くなる時間が遅くなってき来たことは実感できます。
良い週末を・・・・。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 1/8 麻生財務相 「欧州の金融安定化が円を含む通貨の安定に資する観点から、外貨準備を活用して継続的にESM債を購入する予定だ」閣議後の会見で。 ユーロ円114円半ばから114円23銭まで急騰 1/8 ラッカー・リッチモンド連銀総裁 「金融政策が過度に実体経済活動を刺激しようとすれば、景気刺激どころかインフレ高進のリスクを冒しかねない」サウスカロライナ州の講演で。 ------ 1/9 安倍総理 「日銀にはこのことを十分踏まえて金融政策をお願いしたい」2%の物価目標に関し経済財政諮問会議で。 NY市場では円売りが進み87円台半ばから88円に 1/10 ドラギ・ECB総裁 「金融市場の状況は大きく改善した」、ユーロ圏の景気についても「緩やかに景気回復が始まる」政策金利据え置き決定後の記者会見で。 ユーロドルは1.31台前半から→1.32台半ばへ。 1/14 バーナンキ・FRB議長 「現在のところ、ある程度の効果があるとみているが、まだ初期の過ぎない」追加緩和の影響について対談で。 ----- 1/18 浜田宏一・エール大学名誉教授 円相場の適切な水準について「100円くらいが良い水準ではないか。110円かそれ以上の円安は問題かもしれないが、95円、100円くらいなら心配はいらない」東京有楽町の外国特派員協会での講演で。 ドル円89円80銭レベルから → 90円21銭まで上昇。 1/22 白川・日銀総裁 「2%の目標達成には相当思い切った努力が必要」決定会合後の会見で。 ------ 1/22 ドラギ・ECB総裁 「ユーロ圏を覆っていた暗雲の雲は後退した。欧州の指導者らは、通貨同盟が金融同盟、財政同盟、真の経済同盟、そして最終的には政治同盟の進化によって補完される必要があることを認識した」フランクフルトでの講演で。 ----- 1/23 中尾・財務官 「あくまでもデフレからの早期脱却を目指したものであり、競争的切り下げという批判は当たらない。各国は自国の経済成長や価格安定を目指して金融政策を行っている」安倍政権の金融政策についてのインタビューに答えて。 ------ 1/24 西村・内閣府副大臣 「浜田先生も100円でなんの問題もないと言われているが、私自身の認識も共通している。今の90円前後のレベルで円高修正は進んだとか言われると、まだ終わっていないとう認識だ」ブルームバーグとのインタビューで。 ドル円89円→89円台半ばへ 1/24 メルケル・独首相 「為替操作は敏感な問題になりつつあり、日本に対する懸念がでている。政治が中央銀行に圧力をかけるべきではない」ダボス会議での講演で。 -----
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