2013年2月7日(木)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 株高を背景に東京時間で一時94円台を記録したドル円は、
海外市場では小動き。
急激な円安が続いたことで、一旦利益を確保する円買いドル売りが優勢
となり、NY市場では93円28銭まで下落。ただ引けにかけては株価が
プラスに転じたことから93円60銭近辺まで値を戻して引ける。 - ユーロドルは売り優勢の展開の中下落。ユーロの水準を巡り、容認する
発言もあったが、高すぎるとの発言もありまちまち。ECB理事会を前に
1.35台前半で推移し、ポジション調整の範囲に収まる。 - 株式市場は小幅ながら続伸。スペイン、イタリアなどの欧州問題が
重荷となり、終始マイナス圏で推移していたが引けにかけてプラスに転じる。 - 債券相場は反発。10年債利回りは2%近辺から急低下し、2%を巡る
攻防が続く。 - 金は反発し方向感が見えない展開。原油は小幅に反落。
ドル/円 93.28 〜 93.69 ユーロ/ドル 1.3493 〜 1.3544 ユーロ/円 125.92 〜 126.81 NYダウ +7.22 → 13,986.52ドル GOLD +5.30 → 1,678.80ドル WTI −0.02 → 96.62ドル 米10年国債 −0.054 → 1.962%
本日の注目イベント
- 豪 豪1月新規雇用者数
- 豪 豪1月失業率
- 日 1月マネタリーベース
- 日 12月景気動向指数
- 日 中尾財務官、IMFセミナーでパネルディスカッションに参加
- 独 独12月鉱工業生産
- 欧 EU首脳会議(ブリュッセル)
- 欧 ECB理事会
- 欧 ドラギ・ECB総裁記者会見
- 欧 クーレ・ECB理事講演
- 英 BOE政策金利発表
- 英 英12月鉱工業生産
- 英 カーニー次期BOE総裁議会証言
- 米 新規失業保険申請件数
- 米 12月消費者信用残高
- 米 スタイン・FRB理事講演
- 加 カナダ12月住宅建設許可
昨年11月以来、円がドルを含む主要通貨に対して大幅に下落したことで、ドル円の取引量が相当増えているようです。
当社でもその傾向は鮮明で、個人投資家の参入が増えています。
市場での通貨の主役はかつての「ユーロ」から「円」に移ったこともあり、東京市場の存在感も増しています。
ドル円のトレンドは主に東京市場で形成されていると言ってもよく、海外市場の動きは鈍く、東京市場の元気さが
目立っています。
昨年の秋口までは1日の値幅が20銭程度の日も多く、「円」は完全に蚊帳の外でした。
そのため、多くの個人投資家が動かない「ドル円」から、動きのいい「ユーロ円」や「ユーロドル」に取引通貨を
変えたものでした。
しかし、昨年11月から「ドル円」のボラティリテーが急拡大したことで今や「ドル円」をメインに取引している人が
急増しています。
値動きが軽くて値幅が出る市場は、損をしても取り返せるチャンスはありますが、同時に利益がすぐに損に
変わるリスクもあります。
動き過ぎるマーケットも困りますが、全く動かないよりはいいと言うことでしょうか。
昨日東京市場でドル円は一時94円台まで上昇する場面がありました。日経平均株価一時前日比450円程値上がり
した時間とほぼ同時でしたが、株と為替を一緒に手掛けている人が多いということが確認されたような場面でした。
この流れが海外市場への期待にもつながりましたが、欧米市場では93円台前半までを円が買い戻される展開でしたが
特に妙味もない動きでした。
株式市場が大きく変動する東京時間が主戦場です。
94円台まで上昇したドル円は今日はさすがに一服するのではないでしょうか。
大きな節目でもある95円がやや見えてきたようですが、スピード調整は必要だと思います。
92−93円台が当面の天井とみていた小生も、今後の相場観に戸惑いを感じます。
「行くところまで行く」という感じもしますが、最終的には「本丸」である米国から直接「円安誘導批判」が出てくる
までは、足元の「ドル高円安」傾向は継続されるのかもしれません。
正直「高値警戒感」がありながらも、どこまでドル高円安が続くのか判断でない状況です。
少なくとも、レベル感でショートメイクをしてもほとんど機能しない展開だということです。
安倍総理の言葉を借りるならば、「異次元の円安」「異次元の株高」が続くということになりますが、相場である以上、
このまま上がり続けることはないと思います。
日銀総裁人事や、それに伴う緩和期待は既に相場に織り込まれて来たようにも思われますが、一旦は節目である95円を
見ないと収まらないような状況です
今朝の新聞にもありましたが、「株を持たないリスク」、「外貨を持たないリスク」を感じ始めた個人投資家が
新規参入していますが、中長期でみればまだまだ遅くはありません。
ただ短期的には過熱感があり、昨日の為替と株の動きは「ミニバブル」の様相を呈していたと感じました。
ユーロ相場の水準を巡る発言が増えてきました。
フランスの財務相はユーロ高を懸念する発言をしている一方、ドイツではそれを打ち消すような発言もありました。
本日はECB理事会だけではなく、EU首脳会議もあります。
ユーロの水準を巡る発言が出てくる可能性は高いと思われますが、仮に発言がなければ現水準を容認と受け止められ
ユーロ高に振れることも考えられます。
EU首脳会議では、既に円安に批判的な発言をしているメルケル・独首相の次の発言に注目が集まります。
93〜94円はが本日の予想レンジですが、株価からは目が離せません。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 2/1 ブラード・セントルイス連銀総裁 「過去3ヵ月の雇用者の伸びは米経済にとって明るい兆し。今年の経済成長が約3%に加速するとの自身の予想を支持するものだ」ワシントンでインタビューに答えて。。 ------ 2/6 ストゥルナラス・ギリシャ財務相 「私はユーロ相場が高い水準にあることを懸念している」ブルームバーグとのインタビューに答えで。 ------
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What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2011年(PDF)



