2008年8月27日(水)
おはようございます。
北朝鮮は、米国がテロ支援国家指定を解除しないことを理由に核の無能力化を中断すると、発表しました。
また以前、核施設を爆破するところがTVの画面に映しだされましたが、これらの施設も
原状どおり復旧させるとも発表しています。
これでは拉致問題の解決などはまた先送りになってしまいそうです。
横田めぐみさんのお父さんの体調もすぐれないことから、一日も早い解決を日本中の
人々が願っていると思いますが、苛立ちがつのります。
文字通り、核を武器に相手の顔色をみながら態度を変えていく北朝鮮の戦術に
これまで何十回となく交渉を続けてきた米ヒル次官補もさぞかし肩を落としていることでしょう。
もっとも、米国が拉致問題と核問題を同じテーブルに載せているとは思えませんが・・・・。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 欧州時間に独ifo経済研究所の企業景況指数が市場予想を大幅に下回る94.8と発表され
ユーロが全面安の展開に。対ドルでは先週記録した1.4631を割り込み1.45台へ。
また対円でも、一時160円を割り込みました。
- 米7月の一戸建て新築住宅販売件数は51万5千戸と不振。
- またS&Pケース・シラー住宅指数もマイナス17%と過去最大の値下がりとなりました。
- この日発表のFOMC議事録も市場では材料視されませんでした。
- 米連邦住宅公社監督局(OFHEO)が発表した4−6月の住宅価格指数は
前期比マイナス1.4%と、結局住宅関連指数は軒並み下落となりました。
| ドル/円 | 109.19 〜 109.93 |
| ユーロ/円 | 159.92 〜 161.22 |
| NYダウ | +26.62 → 11,412.87ドル |
| Gold | +2.40 → 828.10ドル |
| WTI | +1.16 → 116.27ドル |
| 米10年国債 | −0.009 → 3.780% |
本日の注目点
- 米 7月耐久財受注
- 米 週間原油在庫
米住宅関連の指数が軒並み悪化しています。
底を打ったと思われていた住宅価格は前年同期比17%も下落し、1,987年以来
21年ぶりの下落幅になりました。
住宅価格が下げ止まらない限り、米金融機関、政府系住宅公社などの業績悪化は避けられず、
株価下落を経て、将来のドル安に繋がる可能性が残ります。
しかしながらNY市場では109円を切るドル安も観られず、どちらかといえばドルが堅調な動きでした。
このところ続いている「テクニカルではドル買い、ファンダメンタルズではドル売り」の構図がそのまま
反映された形になっています。
これまでの地合であったら、おそらくドルは大きく値を下げていたと思われる、
それほど悪い住宅関連指数だったと思われます。
ユーロ圏を牽引してきたドイツの景気悪化も鮮明になってきました。
ユーロ・ドルの1.45台、ユーロ・円の160円割れを示現したことで市場は、日米欧とも景気が後退する中で
ユーロ圏に対して最も悲観的であるということでしょうか?
昨日の数値を見る限りドルの方により大きなリスクが存在するように思えますが、
今のところ不美人投票で、ユーロが頭ひとつ抜け出ているということでしょう。
2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 8/7 | トリシェ ECB総裁 |
「金融政策の羅針盤はひとつしかなく、それは物価安定だ。」ECB理事会での 政策金利据え置いた後での会見で。 |
ユーロ・ドル1.54台から1.53前半へ ユーロ・円169円台から167円半ばへ。 |
| 8/6 | 内閣府 | 6月の景気動向指数を踏まえ、基調判断を「悪化」と下方修正。 | ドル円108円台後半から109円台 |
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