2013年4月1日(月)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- NY市場では債券、株式市場が休場だったことで、為替取引も閑散。
ドル円は持ち高調整の域を出ず94円台前半で推移。 - ユーロドルも同様に、1.28台前半で小動き。
- 2月個人支出 → +0.7%
- 2月個人所得 → +1.1%
- 2月PCEコアデフレーター → +1.3%
- 3月ミシガン大学消費者信頼感指数(確定値) → 78.6
ドル/円 94.05 〜 94.25 ユーロ/ドル 1.2811 〜 1.2825 ユーロ/円 120.56 〜 120.83 NYダウ ---- → 14,578.54ドル GOLD ---- → 1,595.70ドル WTI ---- → 97.23ドル 米10年国債 ---- → 1.825%
本日の注目イベント
- 中 中国3月製造業PMI
- 中 中国HSBC3月製造業PMI
- 英 ロンドン市場休場(イースター・マンデー)
- 米 3月ISM製造業景況指数
NY市場は「グッドフライデー」のため、株式・債券市場が休みであったことから、為替市場でも参加者が少なく
取引は閑散でした。
為替にも大きな影響を与える株と債券が休みであったため、ポジション調整に終始し値幅も狭く、さらに
週明けの本日も、ロンドン市場を始め多くの欧州市場が休場ということもあり想定内の動きです。
ドル円は94円05−25銭と、20銭の値幅しかありませんでしたが、先週は94円台半ばから上が重く、
一方で94円を割り込むとドル買い意欲も見られ、やや「膠着状態」でした。
この動きは短期的な「1時間足」でも確認でき、「一目均衡表」の「転換線」は94円16銭にあり、「転換線」は
94円10銭に位置しています。
値動きを表す、ローソク足は「転換線」を上回って推移していますが、このまま上昇を続けるかどうか不透明です。
今週は日米欧で注目すべきイベントが多くあります。
なかでも3−4日に開催される日銀決定会合は国内でけではなく、海外からも非常に注目されています。
日銀総裁副総裁が代わり、初めての決定会合になることから、これまで何度も発言してきた「異次元の金融緩和」が
どのような形で決定されるのか。
また、これまでの日銀執行部との違いをどのように発揮していくのかが、注目されます。
「2年以内に2%の物価目標は達成できる」と繰り返してきただけに、市場の期待も大きく、その分新総裁副総裁
にとってはプレッシャーも大きいと思われます。
特に今回の初会合では、期待が失望に変わるのかあるいはやはりこれまでの日銀とは違うと、これまで以上に
期待感を高めてくれるのか、注目度も相当なものです。
すでに市場では様々な政策が実施されると取り沙汰され、その多くが織り込まれつつあります。
購入対象国債の年限を5ー10年に延ばす、リスク資産も買い入れる、あるいは日銀券ルールの撤廃など、
多くの政策が予想されています。
そんな中、市場に「サプライズ」を与えるのは簡単ではありません。
それでも市場と向き合い、「行動する日銀」を演出することは重要です。
黒田総裁はかつて大蔵省(現財務省)で、財務官として為替介入の指揮を執ったこともあり、そのあたりの市場心理には
精通しているとも言われています。
「市場を敵に回しては何をやっても効かない」ことは十分承知しているものと思われます。
市場に失望感が漂うようだと、ドル円は93円台半ばを試しに行きそうですが、逆に決定会合の内容を好感するようだと、
95円台半ばを試しそうです。
短期的チャートはやや下向きに見えますが、「日足」では上昇パターンは維持されています。
ただ、「遅行スパン」がローソク足にこれまでには見られなかったほど接近しているのが気になります。
ポイントは「8時間足チャート」です。
ここでは「120日線」が非常に有効に機能していることが確認されます。
2月25日の「イタリアショック」で90円台に急落した時にもサポートされ、「キプロスショック」でも
しっかり下落が止められています。
つまり、「非常に強い抵抗線」だと考えられるということです。
現在この線は94円07銭にあり、ここを明確に下抜けすると下落に拍車かかる可能性があると予想しています。
また、この抵抗線のすぐ下の93円90銭には「雲の下限」があり、この水準が抜けるかどうかが最も重要
だと思われます。
非常に強いサポートであるため、ここを底値に再度上昇に向かうこともあり得るため注目されます。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 3/4 黒田・次期日銀総裁候補 「目標実現は可能であり、日銀の使命だ」衆院で質問の答えて。 ドル円93円60銭水準からやや円安に。 3/4 イエレン・FRB副議長 「より強い景気回復及び雇用拡大ペースの加速を支援するため、非常に緩和的な金融政策がなお求められている」全米企業エコノミスト協会で。 ----- 3/5 岩田・次期日銀副総裁候補 物価目標は「2年で達成できるのではないか」衆院での所信聴取で。 ----- 3/20 バーナンキ・FRB議長 「目標に向かって状況が進展すれば、金融緩和の規模を適切に調整するため、月ごとの購入額を変更する可能性がある」FOMC後の記者会見で。 株高とドル高円安が進行 3/25 ダイセルブルーム・ユーロ圏財務相会合議長 「キプロスのケースはその他ユーロ諸国のひな型と見なされるべきだ」ユーロ圏財相会合後に発言。 ユーロドル1.29台から1.2830へ。ユーロ円123円から120円台前半に
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What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2011年(PDF)



