今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年9月2日(火)


おはようございます。


昨晩は、突然の福田首相の辞任報道でニュースは一色になりました。

他の党の色々な意見も出ていましたし、国民の意見もそれぞれだと思います。

個人的には、なぜこのタイミングなのだろうかと、疑問に感じました。

選挙を見据えての退陣なのか良く分かりませんが政治不安、不信が募ります。

国民の一人としては、行く末を見守るしかありませんが明るい未来を作り

出してくれることを政治家の人たちには、切に祈ります。

ひと目で分かる昨晩の動き

欧州市場

  • 東京市場引け後からロンドン市場にかけて円が急伸、107円62までドルが売られました。
  • 108円を割れたことから、ドル売りに弾みがつき、ストップロスを巻き込んで107円半ばへ。
  • クロス円も大きく売られ、ポンド・円、オージー・円などを中心に円高が進みほぼ半年振りの
    円高局面を示現しました。
  • その後、福田総理の突然の辞任と、ハリケーン「グスタフ」が勢力を弱めたとの報でドルが
    108円30−40レベルまで買い戻されたものの、買いは続かず再び107円台まで戻され、
    市場ではドル売り優勢の状況が支配的でした。

ドル/円107.76 〜 108.53
ユーロ/円157.64 〜 158.26
NYダウ----- → -----
Gold----- → -----
WTI----- → -----
米10年国債----- → -----


本日の注目点

  • 豪 RBAキャッシュターゲット
  • 米 8月ISM製造業景況指数

ドル・円でのドル売りが加速してきました。

しかしドルが売られる状況の中でも、ポンド、ユーロなどが景気の悪化を背景に

大きき買われることもなく、むしろポンドのようにドルに対しても弱く推移している。

その結果、クロス・円が大幅に円高に振れており、本邦筋のキャリートレード中心の

投資家も損切りを余儀なくされているようです。

昨日はNY市場が休場ということもありドルの下落は限定的でしたが、今日の動きが

注目されます。

テクニカル的には、目先のドル・円は100日と200日の移動平均線が集まる

106円50−60に強力なサポートがあると考えられます。

また同様にテクニカル上でのユーロドルについては、週足、一目均衡表の雲でのサポート

となっており、下抜け時には注意が必要とも考えられます。



2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
8/7 トリシェ
ECB総裁
「金融政策の羅針盤はひとつしかなく、それは物価安定だ。」ECB理事会での
政策金利据え置いた後での会見で。
ユーロ・ドル1.54台から1.53前半へ
ユーロ・円169円台から167円半ばへ。
8/6 内閣府 6月の景気動向指数を踏まえ、基調判断を「悪化」と下方修正。 ドル円108円台後半から109円台

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和