2008年9月10日(水)
おはようございます。
北朝鮮の金正日総書記が「重体」であると複数のメディアが報じています。
脳卒中、糖尿病ではないかということですが、もし事実とすれば、北朝鮮での指導力、
統率力が間違いなく低下し、日朝関係のみならず、米朝、朝鮮半島、あるいは核問題
など広範囲にわたって影響がでることは必至です。
かつて、1960年代後半から1970年に韓国でパクチョンヒ軍事政権が独裁を続けていましたが
同氏が公演中に銃によって倒れてから韓国の民主化が始まったと記憶しています。
あのころ月刊誌『世界』に毎月連載された「韓国からの手紙」をむさぼり読んだことを
ふと思い出しました。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 引き続き各市場は不安定な動きを示しています。
- S&Pがリーマンブラザーズの格付けを引き下げると発表したことと、
韓国産業銀行との買収交渉が打ち切られたことで、リーマン株が急落。
この日だけで前日比45%の大幅安に。これをきっかけにNYダウが
金融セクターを中心に急落し、ドル・円も106円台半ばまで売られました。 - 7月の仮契約住宅販売指数が前月比マイナス3.2%と住宅市場の底入れが
見えないこともドル売りに。 - しかし、WTI原油価格が3ドル以上の下落を見せたことで106円後半での
引けとなりました。
| ドル/円 | 106.67 〜108.07 |
| ユーロ/円 | 150.60 〜153.04 |
| NYダウ | −280.01 → 11,230.73ドル |
| Gold | −10.50 → 792.00ドル |
| WTI | −3.08 →103.26ドル |
| 米10年国債 | −0.106 → 3.572% |
本日の注目点
- 日 7月の景気動向指数速報(内閣府)
- 欧 欧州委、ユーロ圏経済見通し
NY市場では「質への逃避」が一段と加速されてきたようです。
株式市場が政府系住宅公社への救済策を発表した後もじり安に動き、金融部門を中心に
下げ止まりません。同時に原油市場も下落傾向が続き、新規資金の流入が見込みにくく
なっています。
また為替市場も欧州通貨に対しては比較的相場見通しを立てやすいものの、ドル・円、
クロス・円など一日で2−3円も値動きがありポジションを傾けにくくなっています。
勢い、資金はひとまず安全な米国債に流れる、昨日は利回りで3.5%台まで長期金利は
下げました。(価格は上昇)住宅価格は徐々にではあるが、その下げペースが緩やかに
なっています。仮定の話しですが、今後半年ほどで住宅価格は止まるという前提に立てば
懸念材料は株式市場です。住宅関連株は下げ止まり、住宅関連債券を多く保有する大手
金融機関も下値は限定的です。
今後発表される米大手金融機関の4−8月期決算に改善を示す数値が読み取れれば金融市場
は全般的に安定してくるはずです。
クロス・円の戻り売りスタンスはキープしたいところです。
2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF) 2008年8月分(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 9/4 | トリシェ ECB総裁 |
景気の先行きについて「次第に下振れリスクが高まっている。」と発言。 ECB総裁 インフレへの警戒については「物価安定のためならあらゆる手段 をとる。」と発言 |
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| 9/4 | ユンケルルクセンベルク 首相(ユーロ圏議長) |
「ユーロは過大評価されている。」 | ユーロ・円155円台→151円台へ ユーロ・ドル1.45→1.43台へ |
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