2013年9月18日(水)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- FOMCの結果を待つ雰囲気の中、ドル円は99円台前半で小動き。
99円割れを試す場面もあったが割り込めず10−20銭で引ける。 - ユーロドルは小幅に上昇。ドイツの経済指標が好調で、
1.3370までユーロ高が進んだが上昇も限定的。 - 株式市場は3日続伸。マイクロソフトが自社株買いを発表したことや、
FOMCで緩和縮小が小幅に留まるなどの観測が株価を押し上げた。
ダウは34ドル高で、引け値では約6週間振りに1万5500ドル台を回復。 - 債券相場も小幅ながら続伸。サマーズ氏のFRB議長辞退により、
金利上昇圧力は後退。10年債利回りは2.85%台に低下。 - 金は反落。原油は3日続落で105ドル台に。
- 8月消費者物価指数 → +0.1%
- 9月NAHB住宅市場指数 → 58
ドル/円 99.02〜 99.38 ユーロ/ドル 1.3337 〜 1.3370 ユーロ/円 132.31 〜 132.63 NYダウ +34.95 → 15,529.73ドル GOLD −8.40 → 1,309.40ドル WTI −1.17 → 105.42ドル 米10年国債 −0.012 → 2.850%
本日の注目イベント
- 欧 クーレ・ECB理事講演
- 英 BOE議事録発表
- 米 8月住宅着工件数
- 米 8月建設許可件数
- 米 FOMC政策決定
- 米 バーナンキ・FRB議長記者会見
いよいよ明日未明にFOMCの結果が発表されます。
市場の予想は「緩和縮小」を決定するというものですが、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査
の中央値は、月間850億ドルの資産購入プログラムは800億ドルに減額される見通しとのことです。
減額幅はこれまでの予想より縮小されましたが、「緩和縮小」予想は変わっていません。
市場関係者の多くが「緩和縮小」を予想している中、株式と債券はともに順調に上昇しています。
NYダウは今月に入り約700ドルも上昇し、昨日は8月6日以来の1万5500ドル台で取引を終えています。
一方債券相場も、一時3%まで上昇した長期金利は0.15%下がり、2.85%まで低下しました。
これまで5年間続けられた「量的緩和」が縮小されるということは、5月後半から6月にかけて見られたように、
本来は株安、債券安につながります。
ところが、今月に入ってからの両市場の動きはまるで「緩和継続」が確認された様な動きです。
市場が「縮小」を予想しながらも、株高、債券高が続いています。
この動きをどの様に解釈すればいいのでしょうか・・・。
結局、株式、債券ともに「緩和縮小」を織り込んで来ているということです。
特に株式市場では、「緩和縮小」は米景気が回復していることの表れで、これは株価にはプラスに働くことに
目を向けたと解釈できます。
問題はその規模です。
上述のように緩和縮小規模はこれまでの予想より少ないものになっています。
雇用統計がここ2ヵ月市場予想を下回り、その他の経済指標もまだら模様が続いていることが背景だと思われます。
縮小額が小粒になり、さらに低金利政策は継続されるとのメッセージが同時に発せられるというのが、市場の
コンセンサスのようです。
ただし、ここまで市場が予想しているため、「緩和縮小見送り」というサプライズが起きた場合には、株価と債券が
急騰し、ドル円は長期金利の低下に反応し「ドル安円高」に振れるリスクをはらんでいると予想されます。
可能性は低いと思われますが、注意は必要です。
ではそのサプライズが起きた場合の下値のメドですが、「日足」で一旦上抜けしたレジスタンスラインである
98円20−25銭が、先ずサポートされると予想します。
これまでドルの上昇を抑えて来た抵抗線は、足元では支持線に変わっているからです。
この水準を下抜けすると、その下には薄い雲がありますが、97円15ー20銭には、これまで機能してきた
本来のサポートラインがあります。
もしこの水準を抜くようなことがあれば、次は8月28日に記録した96円82銭ということになります。
一方上値では先週記録した100円61銭が目先のタ−ゲットと見ていますが、101円台に乗せると
7月10日以来ということになり、新しいレンジに入ったことになりそうです。
発表は午前3時で、バーナンキ議長の記者会見は3時半に予定されています。
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| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 9/1 | オバマ大統領 | 「米国民の代表である議会に武力行使の承認を求める」シリアへの攻撃を巡って。 |
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