2013年10月7日(月)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- ドル円は米議会での混迷から欧米市場で97円割れを試したが
いずれも押し戻される。米株価が5日振りに反発したことを受け
97円40−50銭で引ける。 - ユーロドルも1.36台から1.35台へやや下落。利益確定の
ユーロ売りが優勢だったものの、勢いも限定的。 - 株式市場は5日振りに反発。議会が予算協議の行き詰まりを
打開し、デフォルトを回避できるとの楽観的な見方は広がり、
ダウは76ドル高で1万5000ドル台を回復。 - 債券相場は反落。株高に押され売りが先行する展開に。
長期金利は2.64%台まで上昇。 - 金は続落し、原油は反発。
ドル/円 96.99 〜 97.49 ユーロ/ドル 1.3538 〜 1.3607 ユーロ/円 131.77 〜 132.17 NYダウ +76.10 → 15,072.58ドル GOLD −7.70 → 1,309.90ドル WTI +0.53 → 103.84ドル 米10年国債 +0.035 → 2.640%
本日の注目イベント
- 豪 シドニー市場休場(レイバーデー)
- 日 9月マネタリーベース
- 日 8月景気動向指数
- 米 8月消費者信用残高
政府機関の一部閉鎖に突入して1週間が経ちましたが、ホワイトハウスと下院共和党との間では依然として
進展は見られず、時間だけが経過しています。
オバマ大統領も、ベイナー下院議長も「デフォルト(債務不履行)は避けなければならない」としながらも
両者の溝は埋まらず、非難合戦が続いています。
ベイナー下院議長は6日、ABC放送の番組で「われわれが他条項を含まない債務上限引き上げ法案を
通過させることはない」と発言し、オバマ大統領の歩み寄りが先決だとの姿勢を見せました。
一方のオバマ大統領は予算や債務引き上げについて「議会の基本的な責務の1つであり、要求を通すための
手段として用いるべきではない」として、共和党と交渉しない立場を表明しています。(ブルームバーグ)
議会は最終的にはデフォルトを避けることができるとの楽観的な見方が依然として主流の様ですが、時間は
限られており、大手格付け会社フィッチは、17日の期限前でも議会での合意がなければ格下げの見通しがある
と発表しています。
議会だけではなく、市場も最終的には双方が妥協して合意に達すると見ている様で、米国債は「リスクオフ」
の面からは買われていますが、デフォルトを意識した「投げ売り」の兆候は見られません。
ドル円は先週末2度ほど97円割れを試しましたが、いずれも押し戻されており、今のところ97円割れでは底堅い動きに
なってます。
週開けの今朝は先週同様、やや円高方向に「窓」を開けて取引が開始されています。
ドル円は米議会の混迷を背景に上値の重い展開が続きそうですが、週末のNY市場では株価がやや反発して
いることから、今日の日経平均株価がどこまで反発するのかが手掛かりになりそうです。
先週同様、株価が一段と下落するようだと、再び97円割れを試すことになりそうですが、反対に株価が
上昇した際に、97円台半ばを上抜けできるかどうかも注目されます。
相場の行方は予算と債務上限問題がどこで決着するかにかかっていますが、今週末までに見通しが立たない
ようだと事態は深刻です。
ルー財務長官は「米国が歴史上初めて、予定通りに債務を支払わないことを選択すれば、われわれはデフォルトに
陥る」とし、「議会が債務上限を引き上げなければ、こうしたシナリオの現実化が間近に迫る」と語っています。
米国の国債は世界中の投資家が保有しています。
その規模や、流動性、安全性はこれまで格段に高く、他の追随を許していません。
「万が一」の可能性はないわけではありませんが、個人的にはその可能性は極めて低いと思います。
政治に翻弄されて、金融の総本山である米国がデフォルトに陥る危機を何としても回避してほしいというのが
正直なところです。
ルー財務長官は「議会は火遊びをしている」と語っています。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 10/2 ローゼングレン・ボストン連銀総裁 「これまでのところ緊縮財政が2%を上回る経済成長が達成できない理由の一つだ」講演で。
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What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2011年(PDF)



