今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]

2008年9月17日(水)


おはようございます。


昨日一日はみなさんも忙しかったのではないでしょうか?

当社も朝から電話が鳴りっぱなしでした。

円は、ドル円だけではなく他通貨にたいしても全面高の展開に。

さすがの「ミセス ワタナベ」も冷や汗をかいたのではないでしょうか・・・?

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • アジア、欧州株の大幅安を受けてドル円は103円台で始まりました。
    リーマンショックの影響でAIG株が前日に引き続き大きく売られ、一時
    1ドルまで下げました。
  • その後、FRBがAIG救済に向けう動くとの報道で、同社か株が持ち直し
    NYダウもプラスに。ドル円も105円台まで急速に買い戻されました。
  • WTI原油価格は大幅に続落し、一時90ドル台まで下落。ドルは更に買われ
    106円台へ。この水準ではかなりのストップ・ロスも巻き込んで106円39銭
    までドル上昇。
  • 注目のFOMCは政策金利据え置き。8月CPIはマイナス0.1%でした。

ドル/円103.54 〜 106.39
ユーロ/円147.03 〜 150.49
NYダウ+141.51 → 11,059.02ドル
Gold−6.50 → 780.50ドル
WTI−4.56 → 91.15ドル
米10年国債+0.049 → 3.441%


本日の注目点

  • 米 住宅着工件数
  • 米 モルガン・スタンレー 6−8月期決算発表

リーマン破綻から一夜明けた各金融市場では乱高下が続きました。

ドル円は103円から106円台へ。ユーロ円も147円から150円台へと

為替も株もひとまず「続落の連鎖」は断ち切れました。

AIGに対してゴールドマン、JPモルガンなどが強調融資に応じるという噂もあり

FRBも救済策を画策しているとの噂もありました。

米国はもちろん、日本を含めた主要市場の混乱はこれで終わることはありません。

そもそもことの発端は住宅バブルの崩壊だったわけです。

住宅価格の下げ止まりが確認されるまでは『第二のりリーマン』「第三のベアスターンズ」

探しは収まりません。

大手証券リーマンとの取引相手は世界中に散らばっています。デリバティブ、為替、債券

不動産など今後カウンターパーティリスクが顕在化されてくると思います。
 
昨日のFOMCでは「利下げ」の可能性は30−40%くらいはあるのではないかと

観ていましたが、結果は据え置きでした。市場が落ち着きを取り戻していたことも

背景にはあったかもしれませんが、今後米経済の失速は避けられないでしょう。

それらの指標が明らかになるにつれ、利下げの声が高まるものと考えます。

そして、ドル円は乱高下しながらも105円を挟む展開に落ち着くのではないでしょうか。

「余震」はまだまだ続くと考えておくべきでしょう。


2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF) 2008年8月分(PDF)

What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響
9/11 ボラード
NZ総裁
NZ経済が軽度のリセッション(景気後退)局面にあることは明らか
インフレ期待は依然懸念だ
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9/4 トリシェ
ECB総裁
景気の先行きについて「次第に下振れリスクが高まっている。」と発言。
ECB総裁 インフレへの警戒については「物価安定のためならあらゆる手段
をとる。」と発言
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9/4 ユンケルルクセンベルク
首相(ユーロ圏議長)
「ユーロは過大評価されている。」 ユーロ・円155円台→151円台へ
ユーロ・ドル1.45→1.43台へ

※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和