今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]



2013年11月27日(水)




おはようございます。




ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は上昇が一服。消費者信頼感指数が前月比低下していたことから ドル円は一時101円15銭まで下落。それでも堅調な株価に反応し、 101円20−30銭で取引を終え、101円台をキープ。
  • ユーロドルは消費者信頼感指数の発表を受け、ドルが売られたことで上昇。 1.35台前半から1.3575までユーロ高が進む。
  • 株式市場は続伸。ダウは引け間際に上げ幅を縮小し、26セント高。 ナスダックは23ポイント高で、4000ポイントの大台を維持して引ける。
  • 債券は続伸。5年債入札では需要が予想より強かったことで長期債にも 買いが入り、10年債利回りは2・70%台まで低下。
  • 金は反落し、原油は続落し93ドル台に。
  • 10月建設許可件数件数 → 97.4万件
  • 9月住宅価格指数 → +0.3%
  • 9月ケースシラー住宅価格指数 → +13.29%
  • 11月消費者信頼感指数 → 70.4
  • 11月リッチモンド連銀製造業指数 → 13
    ドル/円101.15 〜 101.65
    ユーロ/ドル1.3521〜 1.3575
    ユーロ/円137.24 〜 137.54
    NYダウ+0.26 → 16,072.80ドル
    GOLD+0.20 → 1,241.40ドル
    WTI−0.41 → 93.68ドル
    米10年国債−0.026 → 2.708%



    本日の注目イベント

  • 独   独12月GFK消費者信頼感
  • 英   英7−9月期GDP(改定値)
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   10月耐久財受注
  • 米   11月シカゴ購買部協会景気指数
  • 米   11月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
  • 米   10月景気先行指標総合指数








    昨日のこの欄では勢いよく上昇しているドル円も「調整」があるのではないかと書きましたが、「調整」が見られた


    のは朝方のみで、ドル円は久しぶりに小動きでしたが依然として101円台半ばを中心とした展開です。


    ただ、NY市場では住宅着工許可件数が5年振りの高水準だったことで、ドルが買われる場面もありましたが、


    それでも前日の高値には届いていません。





    ドル円はその後、消費者信頼感指数が悪化していたことを受け、101円台前半まで下落しましたが、この指数は


    消費者マインドを知る上では重要な指標であり、前月から低下し「7ヵ月振りの低水準」だったわりには、ドルが


    下落していないとの印象が残ります。


    因みに、今後6ヵ月間の「期待指数」も、前月の72.2から69.3に低下しています。





    ドル円は基本的には上昇トレンドを維持していますが、昨日のNY市場で一時的とはいえ、101円15銭まで下落した


    ことで、短期的なトレンドを表す「1時間足」では既に「転換線」が「基準線」を上から下抜けしており、ここを


    基準に考えれば、本日も「調整」の動きが見られる可能性があるようにも見えます。


    ただし、「日足」を見れば依然として「両線」は拡大しており、トレンドが変わっていないことが伺えます。


    従って、上昇トレンドが継続されている中、スピード調整があるかどうかといったところです。





    NY株式市場を見ても同じようなことが言えそうです。


    NYダウは4日連続で続伸し、1万6000ドル台はしっかりとキープしていますが、その上昇幅は徐々に縮小して


    います。


    昨日はプラスで終わりましたが、ダウは取引終了間際に上げ幅を縮小し、前日比26セント高と、ほぼ横ばいでした。


    ただ、ナスダックは続伸し、引け値では初めて4000ポイントを上回っており、株式市場に対する強気の見方は


    変わっていないことに注意が必要です。





    28日(金)は米国では「感謝祭」で休日です。


    一部にはこの「感謝祭」を前に、利益確定の売りが持ち込まれるといった観測もあるようです。


    ヘッジファンドなどは、為替も、株式も含み益を抱えていると思われ、いつポジションの解消に動いてもおかしくありません。


    実際にそのような取引にでるかどうかは解りませんが、「突発的な動き」には注意する必要がありそうです。





    上記「1時間足」を中心に相場を見るのであれば、ドルの戻りを売ってみたい気もします。(執筆時101円32−32銭)


    既に「雲」も下抜けしており、「MACD」もマイナス圏で推移しています。


    ドルが反発するとしたら、101円40−45銭辺りが最初のレジスタンスと思われ、その上では101円60−65銭程度


    と見られます。


    さらに上昇して101円90−95銭を試すようであれば、「調整」は期待できません。


    また、下値のメドはNY市場のドル安値である101円15銭前後。さらに101円01銭には「200日線」が


    あることから、「101円」を割り込むことができるかどうかが注目されます。


    引き続き日経平均株価の動きからは目が離せません。












    What's going on ?」とは・・・
    会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
    為替はさまざま事が原因で動きます。
    その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


    日時 発言者 内容 市場への影響
    11/4 パウエル・FRB理事 「購入ペースを緩めるタイミングは経済の進展状況に左右されるため、必然的に不透明なものだ」講演で。
    11/5 アスムセン・ECB理事 「ユーロ圏の景気回復は依然として極めて弱々しい」講演で。
    11/5 ローゼングレン・ボストン連銀総裁 「経済全般の成長が現状から上向くとしても、相対的にゆっくりとしている場合、(ゼロ金利政策が)2016年の可能性があることは容易に想像し得る」CNBCとのインタビューで。
    11/7 ドラギ・ECB総裁 「(ユーロ圏は)長期にわたる低インフレに直面する可能性がある」利下げ語の記者会見で。
    11/19 アスムセン・ECB理事 低インフレと戦う手段としてマイナス金利を適用する場合には「極めて慎重であるべきだ」講演で。

    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


    What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)

    What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)

    What's going on ? バックナンバー 2011年(PDF)


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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和