2008年9月19日(金)
おはようございます。
台風13号の影響で日本列島は大荒れです。
天候の大荒れよりもすでに大荒れしているのが金融市場です。
為替は日中でも一円幅で短時間に乱高下し、株式市場はもっと荒れています。
NYダウにいたっては連日400ドルの値幅で上昇、下落を繰り返しています。
今日は週末です。関東地方では日付が変わる頃から激しい雨になるとの予報もあります。
放課後遊んでも、早目に帰りましょう。
今週は本当にお疲れ様でした。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 米大手運用会社パトナムインベストメンツが運用不透明を理由に一部MMFの
閉鎖を発表しました。 - 金融不安への懸念からドルは売られ、対円では104円を切る水準まで下落しました。
- この日からNY株式市場では全銘柄の空売りが規制されることから、ダウ平均は
買戻しが優勢な展開に。 - 午後ポールソン財務長官が整理住宅公社(RTC)のような機構設立を検討して
いるとの報道からNYダウは急進。結局、前日の下げをほぼ帳消しする410ドル
上昇し、ドル円も105円台半ばまで買われました。
| ドル/円 | 103.97 〜 105.80 |
| ユーロ/円 | 150.09 〜 151.49 |
| NYダウ | +410.03 → 11,019.69ドル |
| Gold | +46.50 → 897.00ドル |
| WTI | +0.72 → 97.88ドル |
| 米10年国債 | +0.13 → 3.549% |
本日の注目点
- 日 9月の月例経済報告
< The most busy person in the world. >
今、世界で一番忙しい男・・・ポールソン財務長官。次から次へと金融不安を解消
するための施策を発表しています。
NYでおきた金融危機を拡大させないよう必死です。
昨日は日欧を含む中央銀行とスワップ協定を利用し、各国でドル資金を供給できるよう
協調策を発表しました。
また、1990年代の不良債権処理の際利用された整理住宅公社を設立しようという動きもあります。
政府系住宅公社ファニメイ、フレディの国有化、AIGに対する9兆円の緊急資金注入・・・・。
それらのせいもあってか、為替は大筋104−106での神経質な動きになっています。
今回の<金融危機>を考えればドルは大幅に売られてもおかしくない状況を、金融の最前線、
ゴールドマンで辣腕をふるったポールソン氏であったからこそ現在に状況でいられるのかもしれません。
ポールソン氏は2006年5月にスノー前長官辞任に伴い就任しましたが、ブッシュ大統領8年間の在任中で
最もすばらしい人事戦略だったといえるかも知れません。
そして将来「歴史上最も優れた財務長官」の称号を与えられるかも知れません。
さて、為替はNYダウとの相関度を強めています。
そのNYダウは前述しましたように大きく値動きしており、明確な向感性を確認できません。
そして、資金は再びオイルと金に向かい始めました。
為替市場は非常にリスクが高まっています。
ポジションは少なめに、また、感に頼ったディールは慎むべきです。
ポジションメークした後のストップ・ロスは置き場所によってはすぐに執行されてしまします。
市場がクールダウンするまで様子を観ることも必要です。
2008年4月分(PDF) 2008年5月分(PDF) 2008年6月分(PDF) 2008年7月分(PDF) 2008年8月分(PDF)
| 日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
| 9/11 | ボラード NZ総裁 |
NZ経済が軽度のリセッション(景気後退)局面にあることは明らか インフレ期待は依然懸念だ |
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| 9/4 | トリシェ ECB総裁 |
景気の先行きについて「次第に下振れリスクが高まっている。」と発言。 ECB総裁 インフレへの警戒については「物価安定のためならあらゆる手段 をとる。」と発言 |
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| 9/4 | ユンケルルクセンベルク 首相(ユーロ圏議長) |
「ユーロは過大評価されている。」 | ユーロ・円155円台→151円台へ ユーロ・ドル1.45→1.43台へ |
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