2013年12月16日(月)
おはようございます。
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 東京市場で103円92銭の高値を記録したドル円は、海外市場では
利益確定のドル売りに押され下落。NY市場では103円をわずかに割り込む
場面もあったが、103円20銭前後で取引を終える。 - ユーロドルはドル売りが優勢だったことから持ち直し、1.37台半ば
まで反発。ユーロ円は東京時間に142円82銭まで上昇したが、海外市場では
利食いの売りに押された。 - 株式市場は小動きながら反発。米下院による予算案の可決が好材用になったが
買いは続かず、ダウは15ドル高に留まる。 - 債券価格は上昇。インフレは引き続き抑制されるとの見方が広がり債券は
買われた。10年債利回りは2.86%台まで低下。 - 金は反発し、原油は反落。
==========================================
- 11月生産者物価指数 → −0.1%
ドル/円 102.99 〜103.50 ユーロ/ドル 1.3713 〜 1.3755 ユーロ/円 141.42 〜 142.01 NYダウ +15.93 → 15,755.36ドル GOLD +9.70 → 1,234.60ドル WTI −0.90 → 96.60ドル 米10年国債 −0.023 → 2.860%
本日の注目イベント
- 日 12月日銀短観
- 中 中国 12月HSBC製造業PMI(速報値)
- 独 独11月製造業PMI(速報値)
- 独 独11月サービス業PMI(速報値)
- 欧 ユーロ圏11月製造業PMI(速報値)
- 欧 ユーロ圏11月サービス業PMI(速報値)
- 欧 ユーロ圏12月総合景気指数(速報値)
- 欧 ドラギ・ECB総裁議会証言
- 米 12月NY連銀製造業景況指数
- 米 11月鉱工業生産
ドル円は先週末の東京市場でついに5月の高値103円74銭を抜き、一時104円に迫る、103円92銭まで
ドル高が進行しました。
日経平均株価が上昇したことを好感し、円売りが進んだものですが、海外市場では一転して利益確定の
ドル売りに押され、103円を若干割り込む水準まで円が買い戻されました。
東京市場での円売りのピッチが早すぎたとの指摘もあり、やや「達成感」もあったかもしれません。
同時に、今後もドル上昇局面は続くものと思われますが、投機筋の「相当積み上がった円売りポジション」には
引き続き注意が必要です。
今回のドル上昇局面が11月の98円前後から始まったとすれば、先週末の104円目前の水準で約4円の
ドル高が進んだことになります。
約1ヵ月程で4円のドル高円安はややピッチが速いと言えますが、これはユーロなど「クロス円」でも円が急速に
売りこまれたことによる影響も受けていると見られます。
既にドル円は100円台を底固めしたと考えていますが、明日から始まるFOMCの結果を待ちながら神経質な
展開が続きそうです。
東京市場で付けた103円92銭から約1円ほど下落したことで「1時間足」では既に「転換線」が「基準線」を
割り込んでいます。
また、下落は「52日」移動平均線で止められているのが見て取れます。
一方、もう少し長めの「日足」では依然として相場の先行きを表す「基準線」は上向きです。
従って、短期的な「調整」を経て、ドル円は再び104円を目指す可能性が高いと予想しています。
年内最大の焦点であるFOMCがいよいよ明日から開催されます。
18日にはその結果が発表され、バーナンキ議長が「最後の記者会見」を行う予定です。
市場の見方は「五分五分」と推測されますが、私個人は「緩和縮小」は見送られる可能性が高いと予想しています。
2ヵ月連続で20万人を超えた雇用や、新年度予算のメドもたってきたことから、「縮小開始」を予想する声が
大きいのも事実です。
ただ、それでも「ハト派」の多いFOMCメンバーは慎重だと思われ、来年2月までに成立させなければならない
「債務上限問題」がリスク要因だと考えられます。
FOMCでは好調な経済指標を踏まえ、「緩和縮小」の議論がなされることは間違いないと思われますが、来年早い
時期での「縮小開始」に言及するに留まると見ていますが、どうでしょうか。
本日はドラギ総裁の議会証言を始め、ユーロ圏の経済指標が多く発表されます。
ユーロ円が再び上昇傾向を強めるようだと、ドル円も103円台半ば超えがあるかもしれません。
予想レンジは102円70銭〜103円70銭程度と見ています。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 12/3 スティーブンス・RBA総裁 「豪ドルは依然不快なほど高い。成長達成のため(豪ドル下落が)必要になる公算が大きい」政策金利据え置きを決めた後の会見で。 12/9 ブラード・セントルイス連銀総裁 「労働市場のデータのみに基づけば、資産購入ペースの減速の可能性は高まってきている」講演で。
※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。
What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2011年(PDF)



