今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]



2013年12月24日(火)




おはようございます。




ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 東京市場が休みで値動きが乏しい中、ドルはじり安の展開をたどり
    海外市場では103円78銭までドル安が進んだが、株高、長期金利
    の上昇に引っ張られ104円台に乗せて引ける。
  • ユーロドルは緩やかにユーロ高が進み、1.37台に乗せる場面も。
    ユーロ円が再び上昇したことで、ドル売りユーロ買いが活発に。
  • 株式市場は4営業日続伸し、連日の最高値更新。IMFが米経済の
    成長見通しを引き上げることを明かにしたことを好感し、ダウは73ドル高
    で1万6294ドルに。
  • 債券相場は続落。景気改善でさらなる緩和縮小観測から売りものが優勢となり
    長期金利は2.93%台まで上昇。
  • 金価格は反落。原油も小幅に反落。
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  • 米   11月個人所得 → +0.2%
  • 米   11月個人支出 → +0.5%
  • 米   11月PCEコアデフレーター → +1.1%
  • 米   12月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値) → 82.5
    ドル/円103.86 〜104.12
    ユーロ/ドル1.3689 〜 1.3717
    ユーロ/円142.21〜 142.70
    NYダウ+73.47 → 16,294.61ドル
    GOLD−6.70 → 1,197.00ドル
    WTI−0.41 → 98.91ドル
    米10年国債 +0.041 → 2.931%



    本日の注目イベント

  • 米   11月耐久財受注
  • 米   11月新築住宅販売件数
  • 米   12月リッチモンド連銀製造業指数







    東京市場が祝日のため、閑散な取引が続き、年末を控え利益確定のドル売りが優勢な展開でした。欧州市場では


    一時103円78銭までドル安に振れる場面がありましたが、そこを底値にドル円は104円台まで反発しています。


    株価の上昇が続く一方、債券が売られ長期金利は再び2.93%台まで上昇。これがドル円をサポートする


    展開が続いています。





    先週末には104円64銭までドル高が進み、今週には105円台があるのではないかとの見方も出ていましたが、


    週明けのアジア市場から欧州にかけてはドルの上値が重い展開で、ポジション調整のドル売りが優勢でしたが、


    結局、株価と債券がドル買いを促した格好になっています。




    IMFのラガルド専務理事はNBCの番組「ミート・ザ・プレス」のインタビューで、「2014年は不確実性が


    さらに増える」としながらも、FOMCの決定、予算合意など米国の「14年見通しを一段と強いものにし、


    われわれは予測を引き上げることになる」と発言しました。


    同専務理事はインタビューで具体的な数字は示さなかったものの、今年10月に示した見通しは、来年の米経済


    成長率を2.6%としていることで、3%近い数字になる可能性があります。





    NY株式市場ではこの発言を好感し、ダウ平均株価、ナスダックはともに史上最高値を大きく更新しました。


    一方で債券市場では「緩和縮小のピッチがさらに早まる」との観測から、債券価格が下落し、長期金利は再び


    2.93%台まで上昇し、ドル円をサポートしています。





    ドル円はここまで来ると年内に105円台に乗せるかどうかです。


    大方の予想は来年も米景気の拡大を背景に、ドル高円安が続くと予想しているようです。


    11月からの今回のドル高の流れはややピッチが早い気もしますが、それでも「調整」は昨日の様に


    わずか1円程度の「微調整」に留まっています。


    ドルが下がれば買いたいという個人投資家は多いようですが、待ってもなかなかチャンスが来ないのも事実です。


    105円を超えれば、ドルがもう一段上昇する可能性は高いと思われますが、このままドル高が進むかどうかは


    予断を許しません。





    米株価の上昇スピードが早すぎることも気になります。


    ドルロングはしばらくキープして、103円台を割り込むようなら一旦はポジションンを整理し、まだドルを


    買えていない投資家は様子を見るしかありません。


    今週は海外市場が本格的なクリスマス休暇に入ります。


    大きな値動きはないと思われますが、突発的な事態があると値幅が拡大することも考えられます。


    予想レンジは103円50銭〜104円70銭程度にしたいと思います。












    What's going on ?」とは・・・
    会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
    為替はさまざま事が原因で動きます。
    その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


    日時 発言者 内容 市場への影響
    12/3 スティーブンス・RBA総裁 「豪ドルは依然不快なほど高い。成長達成のため(豪ドル下落が)必要になる公算が大きい」政策金利据え置きを決めた後の会見で。
    12/9 ブラード・セントルイス連銀総裁 「労働市場のデータのみに基づけば、資産購入ペースの減速の可能性は高まってきている」講演で。

    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


    What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)

    What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)

    What's going on ? バックナンバー 2011年(PDF)


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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和