今日のアナリストレポート[月〜金 毎日更新]



2013年12月27日(金)




おはようございます。




ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 東京市場で104円84銭までドル高が進んだ割には、上値を
    追う動きは見られなかったが、株高と長期金利の上昇を支えにドル円は
    堅調に推移。104円台半ばから後半でのもみ合いが続き商いも閑散。
  • ユーロドルは1.36台後半でしっかり。ユーロは対円で143円台に
    乗せ、一時143円54銭までユーロ高が進行。
  • 株式市場は6日続伸。新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったことで
    景気への楽観的な見方が強まった。ダウは122ドル上昇し、一気に
    1万6400ドル台まで上昇。
  • 債券相場は続落し、長期金利は一時3ヵ月半ぶりに3%近辺まで上昇。
    雇用関連の指標の改善と、株高が重しとなり、引けは2.992%。
  • 金、原油は続伸。
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  • 新規失業保険申請件数 → 33.8万件
    ドル/円104.68 〜104.83
    ユーロ/ドル1.3680 〜 1.3700
    ユーロ/円143.29〜 143.54
    NYダウ+122.33 → 16,479.88ドル
    GOLD+9.00 → 1,212.30ドル
    WTI+0.33 → 99.55ドル
    米10年国債 +0.011 → 2.992%



    本日の注目イベント

  • 日   11月消費者物価指数
  • 日   11月失業率
  • 日   11月鉱工業生産







    昨日の東京市場では、日経平均株価が1万6000円台を固め、さらに続伸したことでドル買い円売りが進み、


    一時104円84銭を記録。


    小幅ながら連日、今年の円の最安値を更新しています。





    NYダウは6営業日続伸し、遅ればせながら日経平均株価も1万6000円の大台乗せを果たし年初来高値を


    更新。


    「円安と株高」がセットで進行している状況で、今年5月のころに似て来ました。


    今年も営業日数は残すところあとわずかですが、どうやら1年を通じて最も楽観的な状態で終わろうと


    しています。


    105円という「心理的な節目」も一度は覗きそうな気配です。





    前回も触れましたが、105円を抜ければ105円49銭という水準が意識されそうです。


    ここは、2007年6月の124円台から2011年10月の75円台まで円高が進んだ値幅の、61.8%戻し


    にあたることから、105円半ば前後は一旦は上昇が抑えられるのではないかと見ています。


    11月から始まった今回の「ドル高円安」局面は、わずか2カ月で6円以上も上昇しており、ドルの上昇ピッチが


    速いことへの警戒感もあります。


    株価との相関が強いため、本日も日経平均株価がもう一段上昇するようだと、105円乗せがあるかもしれません。


    昨日26日からは、来年から始まる「NISA」の適用がスタートしたこともあり、個人投資家の買い注文も


    活発のようです。


    来年に向けて日経平均も2万円を超すとの強気な見方も出て来ました。





    しかし、個人的にはNY株式市場の連日の高値更新には違和感があります。


    下がり続ける相場はありませんが、上がり続ける相場もありません。


    可能性は極めて低いとは思われますが、NY発の株価の急落には注意が必要です。


    「山高ければ、谷深し」で、株価の急落→リリスクオフ→「円買いドル売り」といったリスクは頭の片隅に入れて


    おきたいものです。





    本日も注目は高値更新が続く株式市場の行方です。


    昨日の流れと、NY市場の高値更新を受けてさらに上値を追う動きが想定されます。


    そのため、ドル円も底堅い動きになろうかと思います。


    予想レンジは104円30銭から105円50銭程度と見ていますが、ドルショートは機能しないが、104円台


    後半ではドルを買えないといった動きになれば、値幅が極端に狭いケースもありそうです。





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    本日が今年最後の「アナリストレポート」になります。


    今年1年ご愛読ありがとうどざいました。


    来年は1月6日(月)から掲載する予定です。


    皆様、良いお年を・・・・。












    What's going on ?」とは・・・
    会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
    為替はさまざま事が原因で動きます。
    その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。


    日時 発言者 内容 市場への影響
    12/3 スティーブンス・RBA総裁 「豪ドルは依然不快なほど高い。成長達成のため(豪ドル下落が)必要になる公算が大きい」政策金利据え置きを決めた後の会見で。
    12/9 ブラード・セントルイス連銀総裁 「労働市場のデータのみに基づけば、資産購入ペースの減速の可能性は高まってきている」講演で。

    ※尚、このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではございません。投資の最終判断はご自身でなさるようお願い致します。 本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。


    What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)

    What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)

    What's going on ? バックナンバー 2011年(PDF)


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外為オンラインのシニアアナリスト 佐藤正和