2014年1月7日(火)
ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場
- 年明けの日経平均株価が大幅に下落したことで、上値が徐々に重く
なりつつあるドル円は、ISM非製造業景況指数が市場予想を下回った
ことを受け下落。一時は104円台を割り込み、103円91銭まで
円が買い戻され、104円台前半に乗せて引ける。 - 株価の下落や長期金利の低下からドルが売られ、ユーロドルも上昇。
ユーロドルは1.36台半ばまでユーロ高が進む。 - 株価は下落。非製造業の拡大ペースが市場予想を下回ったことが嫌気され
、 ダウは44ドル安。S&P500は年初から3日続落。 - 債券相場は非製造業指数を受け上昇。10年債利回りは小幅に低下し、
2.96%台で取引を終える。 - 金は小幅に反落。原油価格は需給予想を受け5日続落し93ドル台に。
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- 12月ISM非製造業景況指数 → 53.0
ドル/円 103.91 〜104.84 ユーロ/ドル 1.3593 〜 1.3653 ユーロ/円 141.73 〜 142.76 NYダウ −44.89 → 16,425.10ドル GOLD −0.60 → 1,238.00ドル WTI −0.53 → 93.43ドル 米10年国債 −0.029 → 2.961%
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本日の注目イベント
- 日 12月マネタリーベース
- 豪 豪11月貿易収支
- 独 独12月雇用統計
- 欧 ユーロ圏12月消費者物価指数(速報値)
- 欧 ユーロ圏11月生産者物価指数
- 米 11月貿易収支
今年最初の取引日となった昨日の東京株式市場では、日経平均株価が一時400円を超える大幅な下落を見せ、
歩調を合わせるようにドル円は104円台前半まで下落しました。
昨年12月にはほぼ一本調子で「円安、株高」が続いてきたことで、利食い先行の動きが「円高株安」を
拡大したものと思われます。
結局日経平均株価は382円安と、下げ幅を縮小したものの「大発会」としては異例な下げ幅となりました。
それでも株式関係者の声は「NISA」を後ろ盾に、「個人投資家が株価を支える」という見方が強いことに
やや不安を感じます。
東京市場が引けた後の欧州市場では、それでもドル円は底固い動きを見せ、NYオープン前には104円80銭を
越える水準まで反発しましたが、ISM非製造業景況指数が予想を下回ったことに反応し、株価が下落し、債券が
買われたことで長期金利が低下し、ドル安円高への流れが加速しました。
ドル円は一時104円を割り込み、103円91銭まで下落し、1月2日にNY市場で記録した104円07銭を
下回る場面が示現しました。
この日発表された非製造業景況指数は前月の53.9から53.0に低下しましたが、市場が注目したのは、項目別の
新規受注でした。
これが49.4と、2009年5月以来の低水準だったことから、株価が下落し、安全資産の債券が買われ、
ドル安円高につながったようです。
この指数は「50」が好不況の分かれ目で、4年半ぶりに「50」を割り込んだことになります。
2014年に入って、昨年までの雰囲気がやや変化の兆しを見せ、「円高、株安」の様相に変わってきましたが、
現時点では、これはあくまでも「調整の範囲」と認識しています。
昨年までの「円安、株高」のスピードが早すぎたことで、先ず為替がテクニカル上でも重要な水準で折り返し、
円安が修正されたことで、株価の調整につながったと受け止めています。
短期的に見ると、「4時間足」の120日線が位置する、103円98銭辺りが目先の重要なサポートであると
思います。
この水準は昨日のNY市場では一時下回る場面はありましたが、引け値では割り込んでいません。
またもう少し長い目で見ると、103円50銭前後と、103円20銭前後がメドになりそうです。
余り楽観的な見通しは禁物ですが、日米金融政策の違いを基本としたらドルの下落は限定的と予想しています。
ただそれでもこのまま105円に戻らず、上値の重い展開が続くと、市場関係者の相場観も徐々に修正されて来る
ことも考えられます。
その結果、早めの予約などが持ち込まれ、さらにドル円の上値が重くなる展開も予想できなくはありませんが、
その可能性は低いと言えましょう。
本日もNYの株安を受け、日経平均株価がどこまで下落するかに注目です。
昨日の様にズルズルと下げ幅を拡大するのか、あるいは下げ渋るのかで、上記サポート水準をテストする場面が
あるかもしれません。
明日は、先月の「緩和縮小」を決めた舞台である12月のFOMC議事録が公開されます。
また、週末には12月の雇用統計の発表です。
現在のセンチメントが一変する可能性もあります。
予想レンジは103円70銭〜104円80銭程度にセットしたいと思います。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 1/3 バーナンキ・FRB議長 「金融環境は改善し住宅市場の不均衡もかなり是正されている。また財政面からの抑制が低下し、そしてもちろん金融緩和政策は継続している。 これらの要素が相まって、向こう数四半期に経済が成長する上で望ましい状況となっている」
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What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2011年(PDF)



