2014年1月21日(火)
ひと目で分かる昨晩の動き
欧州市場
- NY市場が休場のため参加者も少なく為替市場全体が小動き。 ドル円は103円台後半まで下落したものの、一段と下押しする 勢いも見られず104円台前半で推移。
- ユーロドルも1.35台前半から半ばで小動き。ドイツの
生産者物価指数が発表されたが反応は見られず。
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ドル/円 103.92 〜104.26 ユーロ/ドル 1.3537 〜 1.3567 ユーロ/円 140.92 〜 141.37 NYダウ ----- → 16,458.56ドル GOLD ----- → 1,2451.90ドル WTI ----- → 94.37ドル 米10年国債 ----- → 2.820%
本日の注目イベント
- 日 日銀金融政策決定会合
- 独 独1月ZEW景況感指数
- 欧 ユーロ圏1月ZEW景況感指数
NY市場が休場のため、さすがに材料不足から各通貨とも動きません。
それでも昨日の東京時間には中国の第3四半期GDPが発表され注目を集めましたが、結果は7.7%で市場予想
と一致しました。
それでも前四半期から成長が鈍化したことでやや円買いドル売りが勝り、ドル円は103円86銭まで
下落する場面もありました。
中国の成長率が7.5%を割り込むような状況になると、世界経済に与える影響も大きく、景気回復が進んでいる
とは言え、米国だけで世界経済をけん引するには「荷が重い」のは事実です。
本来はその部分をカバーすることが日本に求められていますが、日本の成長率も年率で2%には届かないと
見られており、「役不足」の感は否めません。
足元の相場展開は105円台が徐々に重く感じられる展開になっています。
2014年の相場予想も多くの専門家が円安を予想しており、最も円高水準を見ている人でも「108円程度」
です。
その他多くの専門家は「110円〜115円」に予想が集まっています。
極め付きは、ブラックロックのストラテジストであるバイロン・ウィーンの「120円」です。
もっとも、この予想は「10大サプライズ」の中の一部であることから、余り参考にはならないかもしれません。
しかし、もし本当にドル円が120円台まで円安に振れた場合、米国からはさすがに「円安批判」が出て来る
ことは想像に難くありません。
米国のルー財務長官は先週16日、ワシントンでの講演で、日銀の異次元緩和と円安傾向に関連して「日本は
為替レートの利点だけに依存した戦略で長期成長を目指すべきではなく、(為替政策を)注視し続ける」と
述べています。(日経新聞より)
昨年1年間で急激に進んだドル高円安への警戒感を表したものと思われますが、ドル円はまだ105円前後です。
約1年ほど前にも、米財務省は議会への報告書で「円安」を牽制したこともあり、市場がそれに反応して一時的に
円高方向に振れたことがあります。
今回の発言も議会を意識した発言であるとは思われますが、2012年後半の78円台から105円台まで、
米国からは、上記を除いては一切の為替に関する発言がなかったものが、このタイミングで出てきたことには注意が
必要かも知れません。
少なくとも120円に向かうとすれば、その過程でかなり強烈な牽制があると予想されます。
本日は米国市場は開きますが、重要な経済指標の発表はありません。
104円台を維持できるのか、あるいは103円台では昨日の底値の103円86銭を割り込むのかどうかが
注目されます。
レンジは103円50銭〜104円60銭程度を予想します。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で 「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。
為替はさまざま事が原因で動きます。
その動いた要因を確認する意味で 「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 発言者 内容 市場への影響 1/3 バーナンキ・FRB議長 「金融環境は改善し住宅市場の不均衡もかなり是正されている。また財政面からの抑制が低下し、そしてもちろん金融緩和政策は継続している。 これらの要素が相まって、向こう数四半期に経済が成長する上で望ましい状況となっている」 1/7 ローゼングレン・ボストン連銀総裁 「今の景気回復は緩慢過ぎる。金融政策の尚早な引締め経済情勢の一段の正常化を遅れさせたくはない」講演で。 1/16 ルー・米財務長官 「日本は<為替レートの利点だけに依存した戦略で長期成長を目指すべきではなく、(為替政策を)注視し続ける」講演で。
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What's going on ? バックナンバー 2009年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2010年(PDF)
What's going on ? バックナンバー 2011年(PDF)



